コミュUPチームの「二代目Grow-Hub」に所属しております、切込み隊長のKa.Hと申します。
名古屋では(麻雀サークルの)ダイヒョーと呼ばれたりもしています。
突然ですが当チームの活動の一環として「身だしなみ」をテーマにして啓蒙活動をしていこう、
ブログを書いていこうという話になりまして、
「オシャレは苦手でな・・・いつも同じ服ばかり着ておる」身としてひねりだしたのが、
「そうだ、心の身だしなみについて話そう」という拡大解釈案でした。人事のNagさんに叱られましたなんとか事なきを得ました。
いや、46歳になったばかりのダイヒョーが無課金キャラから転生し、オシャレして
メンズメイクして着飾った写真とか投稿してもいいんですけど、需要不明というか誰得というか
ブラウザバック案件になりかねませんので・・・いつか痩せた暁には、コスプレ画像とか
UPするかもしれませんがまた別の機会に。


すでに麻雀ばっかりのさまざまなブログをたくさん投稿しており、たいへんお調子者紳士的
だと問題になっている評判なダイヒョーではございますが、過去には警備士や役員秘書など
「言葉使いや立ち居振る舞い」がとっても大切な職業についていたこともありました。
どんな職でも大切なんですけどね。そんな私が、ルースな文体で敬語やマナーについて話す。
なんとも二代目Grow-Hubは野心的寛大です。ありがとうございます!といいながら無茶を
通していくスタイル。敬語と対極ですね、わかります。



茶番はこれくらいにして、本題の「上級敬語のスゝメ」について、2、3点お話させて頂ければ
と存じます。皆様、社会人経験の多寡に限らず、ビジネスの場面やフォーマルな場面では多かれ
少なかれ「敬語」を意識してお話されていることでしょう。ただでさえ日本語は扱いが難しい
言語ですが、それであるがゆえに、正しく敬語を使える人は一目置かれるのです。
基本的な敬語はマナー講習などで学ばれているかと思いますので、今回はちょっと手の届き
にくい、珍しめの言い回しについて解説いたします。使いどころや背景となる考え方に
ついても意識していただけましたら幸いです。
【恐れ入ります(あいにく)】



子供の頃、中華料理屋さんがありまして、そこのママさんが「ごめんね」と言いながら料理を
運んでくるので不思議に思ったことがありました。「この方は何を謝っているのだろう・・・」と。
口癖なのでしょう。「はい、どうぞ」ぐらいのニュアンスなのでしょう。しかしよくよく考えると、
ママさんは何も悪いことしていません。逆に、料理に変な物が混じってしまったのか?とか
勘ぐってしまいます。
ママさんの場合はあきらかに過剰な言い方ですが、ビジネスの場で「謝るほどのことではない
のだけど、まぁちょっと申し訳ないかなぁ、でもこちらも立場があるし、悪くないしなぁ」
というケースに遭遇したことはないでしょうか。
たとえば商品が売り切れ。たとえば電話に出て、担当者が不在。警備士だった私は「通行不可」
の広報案内をする際に、よくこの表現を枕詞として使いました。すなわち、
「恐れ入ります。そのフレームワークに対する見識は持ち合わせておりません。」
「あいにく、ダイヒョーは席を外しております。」
このようなケースで「ごめんなさい」や「すみません」、「申し訳ございません」を使ってしまう
方もいらっしゃるかもしれませんね。ですが、上記の表現なら謝罪ではありません。
こちらの正当性を保ちつつ、相手への敬意を失わない『境界線』なのです。
自分を、そして組織を守るために、不必要に謝らない。自分を大事にできない人間の敬語は
薄っぺらい。逆説的ですが、正しく自分を肯定できる人間こそが、真の敬語を使いこなせるのです。
なんでもかんでも謝る前に、この言葉を使えないか。ひと呼吸おいてみてください。
これは訓練しないと使えない言葉です。謝っておけば丸く収まる、なんてのは社会人が
取るべき態度ではありません。謝ればつけあがる相手もいるのです。自分を、ひいては自分の
所属する組織や大切な人を守るために、不必要に謝らない。自分を大事にできない人間が
敬語を使っても薄っぺらいだけです。逆に不誠実ですからね。
【申し伝えておきます】



これもよくあるケース。不在者にかかってきた電話を取った時など、最後に「(ではその人に)
言っておきます、伝えておきます」と結びたい場合はないでしょうか。そこでこの表現です。
これを言えたらポイント高いですね。「では◯◯にそのように申し伝えておきます。」これが
言えたら執事長です。メイド長です。鏡に向かって練習してみてください。
応用技として「申し含めておきます」があります。これは「(やらかした相手に)きちんと
伝えておきます」というニュアンスがありますね。電話の相手が目上の方だったり、大切な賓客
である場合に使えるかもしれない言葉です。
書き言葉や、とてもフォーマルな局面だと「言上いたします」に変化することもありますが、
これはガチガチに堅い言い回しですね。距離置きすぎ感満載でかえって失礼かも。
【お含みおきください】



これは、ビジネスの局面で「あらかじめ承知しておいてほしい」「心に留めておいてほしい」と
伝える際に使う極めてオシャレな言葉です。「ご了承ください」より柔らかい表現です。
「了承しろ」という命令に近い響きがなく、「あなたの心の片隅に置いていただければ幸いです」
という謙虚さが漂います。「知っておいて」を上品に伝える表現です。言いにくい「念押し」や
「注意喚起」を、貴族の嗜みのように上品に伝えることができます。
「申し含めておきます」を逆にしたような表現ですね。
これも鏡にむかって千本ノックしておきましょう。
言葉は、一度放てば取り返せない矢のようなもの。 だからこそ、磨き抜かれた一言を、
ここぞという場面でサラリと放てる大人でありたいものです。 『恐れ入ります』『申し伝えます』
『お含みおきください』。 この三種の神器を懐に忍ばせて、今日も戦場(オフィス)へ向かい
ましょう。不必要に謝らず、堂々と、しかし最高にエレガントにさりげなく敬語をとりいれて
みてください。
それでは皆様、また次回のブログでお会いしましょう。二代目Grow-HubのKa.H(ダイヒョー)でした!
使用イラスト:いらすとや