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銭湯民族、銭湯を語る【Agent Grow Advent Calendar 2023:15日目】

この記事は Agent Grow Advent Calendar 2023 15日目の記事です。

みなさ〜ん……

でっけ〜湯船でアッチアチのお湯に浸かってますか〜〜〜!?!?!?!?

……うーん、返事が聞こえませんね……
(返事してくれた人はすみません)

というわけで、今日の記事はただただ銭湯の良さを語る内容でお送りいたします。
これを読み終わったら週末の予定はスーパー銭湯で決まり!という内容になっておりますので、
(なるといいな……)
どうか最後までお付き合い頂けますと幸いです。

なお、デカい風呂で手足を伸ばして入浴するのが気持ちいいのはあまりに自明なのでこの記事ではそういう話はあんまりしません。
銭湯民族1)この記事では「日々定期的に銭湯に通う人」のことを「銭湯民族」と以降記載しますの考える、なぜ銭湯が良いのか?みたいなものをお話しする記事でございます。

そもそも何故銭湯民族は銭湯へ行くのか

なんで家にお風呂あるのにわざわざ銭湯行くの?流行りのサウナーってやつ?
と思う方も一定数いらっしゃると思います。

確かに身体を清潔に保つ、という目的だけならば家のお風呂で全く問題はありません。
そして、ならば家に無いのはサウナだから、流行りのサウナーだのととのいだののために行くんでしょ?と思われるのもまあ、分かります。(そしてサウナの件はそういう側面もあるので完全に否定できないのも事実です)

しかし、筆者の考える「銭湯民族が銭湯へ行く理由」は、

銭湯があまりにもコスパの良すぎるだからです。

世は大タイパ&コスパ時代。
タイパ◎コスパ◎、更に風呂に入るという生活タスクもついでに終わるという、それが銭湯なのです。

風呂に入るのはそもそも面倒

かつて筆者は以前の記事2)これでも同じことを書いていました。
そう。そもそも風呂に入るというのは日常生活における「タスク」であり、「こなさなければならないもの」です。
こういう感じの風呂の立ち位置が、銭湯に行くとなるとどうでしょう?
筆者を例に見てみましょう。

〜銭湯行かない日の筆者〜
「仕事終わった〜!……お風呂入ろうかな……」
— YouTubeとか見てて1時間経過 —
「風呂めんどいな……明日朝起きてから入ろ!おやすみ!」
※筆者は朝型のため朝に生活タスクを終わらせてはいます(前回記事参照)

〜銭湯行く日の筆者〜
「仕事終わった〜!お、今日入館ポイント2倍デーやん!銭湯行こ!」
— 常備している銭湯セットにタオルを突っ込んで家を飛び出す —

なんということでしょう。
風呂に入るという行為は同じはずなのに、あまりにも違いすぎるモチベーションの温度差で読者の方が風邪を引きそうです。
それではいけません、早速銭湯に行ってあたたまりましょう。

(参考:筆者のもちもの)

  1. 一式が入るかばん
  2. フェイスタオル2枚(浴室持ち込み用と、上がってからしっかり身体を拭く用)
  3. スキンケア(超最低限)
  4. 浴室に持ち込めるバッグ
  5. リンスインシャンプー、洗顔料、ボディソープ(備え付けあるけど自前の方が自分に合うので……)
  6. 身体洗う用のナイロンタオル
  7. ビニール袋(濡れたものを入れる)
  8. 風呂でかけれるメガネ
  9. スタンプラリーの紙(後述)

初めて行く人はこんな準備しなくても良い

銭湯がなぜエンタメなのか

ここでいったん、ご覧のWebブラウザで別のタブを開いて(このブログのタブは閉じないで〜!)、検索ウィンドウに「ニフティ温泉」と入力ください。
そして最寄駅やお住まいの地域で検索をかけ、出てきた候補の中で気になる施設の情報をご覧ください。
どれを見ればいいかわからない……という方は、いくつか施設の所在地を見てみて、ご自分が一番交通アクセス的に行きやすい施設をご覧ください。

施設を選びましたか?選びましたね?
ニフティ温泉の施設ページの下部に、その施設そのもののホームページアドレスが載っていますので、そちらを開いてみてください。
その施設にある浴室設備や、リラクゼーションメニュー、お食事処がある施設はお食事のメニューなんかもご覧いただけると思います。

多分、思っていた以上に充実している……と思われるのではないでしょうか。
そうです。銭湯がエンタメたる所以の大部分はここにあります。

銭湯をエンタメとして楽しむ

とはいってもお風呂入るだけで1000円くらいするところもあるし……それでコスパがいいって言うのはちょっと……。と言う気持ち。

わかります。わかります。

熱いお風呂に5分も浸かっていたらのぼせてしまうし、サウナなんてもっと熱いし!意味わかんない!

わかります。わかります。

ただ、銭湯民族は1度銭湯にログインすると1〜2時間くらいは浴室にいることもザラです。
何故そんなに風呂に入り続けていられるのか?

答えは水風呂にあります。

銭湯のエンタメ1:水風呂

先程ごらん頂いた施設の浴室設備に、水風呂の写真、ありませんでしたか?
「温まりに来てるのに何故自分から冷えるような真似をするんだ」
「水風呂?確かに昔からあるけどアレの意味だけは正直わからん」
そういう声がなんとな〜く画面越しに筆者に聞こえてきました。
わかります。筆者も最初は本当に意味不明でした。
さらに某サウナ漫画(ドラマ)の影響もあって、あれってサウナ入る人が入って、ととのった〜ってやるやつでしょ?と思っている方もいるかもしれません。

結構色々誤解もあるかな、と思います。
まず、意味がないものなら、わざわざ銭湯側も設備投資(水風呂の水を冷やしたり、循環させて綺麗にしたりするので)して水風呂を設置したりしません。
そして、水風呂の目的は「あったまった身体を引き締めて湯冷めしにくくする」ものだと筆者は考えます。
つまり温まる手段は湯船でもサウナでもよく、等しくアチアチになった人体の火照りを冷ましながら毛穴を引き締めて湯冷めしにくく、かつ湯上がりに汗をかきにくくするもの、
それが水風呂です。

「サウナ ととのう」「温冷交互浴」とかで検索すれば、この温まったうえで水風呂に入ると何がいいのかの説明はたくさん出てきますので、詳細な原理の説明はここでは省きますが、
銭湯民族は温まる→水風呂に入る→温まる→水風呂に入るという繰り返しをしているため浴室を存分に堪能し、長居ができているのです。
(正直なところ、筆者は水風呂に入るために銭湯へ行っているといってもあまり過言ではない感じの感覚があります)

銭湯のエンタメ2:日常タスクの非日常化

冒頭にも書きましたが、そもそも風呂に入るというのは日常の一部であり、ある種のタスクでもあります。
しかし、現在別のタブで見ていただいている施設に自分が行ってみたら……と想像してみてください。
だいぶ非日常じゃないですか?
風呂は大きくて何種類もあるし、サウナもあるし、水風呂もあって、外食もできて……と。
さらに!現在近畿地方ではこんなイベントが開催されております。

湯めぐりスタンプラリー2023
http://oyumeguri.net/

持ち物9のスタンプラリーの紙はこのイベントの台紙でした!

要は普段行かない施設にも行ってみてね!っていうキャンペーンではあるのですが、
これを見て「次はどの施設行こうかな〜」などと検討を始めたらもうそれはちょっとした旅行計画です。
筆者は大阪市在住ですが、このスタンプラリーがきっかけで土曜日は京都に、日曜日は有馬(兵庫)に……みたいな週末を過ごしたこともあります。
ここまでくると最初の「風呂めんどいな」などという気持ちはどこへやら、風呂に入るためにプチ旅行が始まってしまうまであるのです。
(目的と手段が迷子になっているとも言います)

目的と手段が迷子になった人の進捗がこちら

話がそれました。
つまり、風呂に入るという日常においてはめんどくさタスクが、ディ○ニーランド行くぞ〜!みたいなエンタメになっていたらそれは嬉しいじゃないですか。
銭湯民族は、日常のタスクを小一時間の非日常エンタメにすべく銭湯へ行くのです。

銭湯行こう!

はい。ここまで長々と書いてきましたが、筆者の思いとしては以下につきます。

銭湯の行き方とか持ち物とか調べるとアレも必要コレもあるといいとか色々書いてあるけど、
必要なものは大概ぜ〜んぶ施設にある(フェイスタオルは売り切りの所も多いので心配なら家から適当なフェイスタオル1枚だけ持っていこう)から、

明日、手ぶらで、貴方がいま別タブで開いてる施設に足を運んでみてほしいな、と。
そして、熱いもう無理〜!と思ったくらいのところで、3秒でいいんで水風呂に肩まで入ってみて欲しいな、と。

以上、銭湯民族が銭湯のリラクゼーションルームからお伝えしました。
ここまでお読みいただきありがとうございます!行こう!銭湯!

※銭湯に行かれる際は水分補給をしっかりとして、また体調が思わしくない時は避けましょう。

注訳はこちら

注訳はこちら
1 この記事では「日々定期的に銭湯に通う人」のことを「銭湯民族」と以降記載します
2 これ
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MMさん(30代女性・関西)

なにわのコンクリートジャングルで植物を育てているインドア園芸部エンジニア兼意識の低い銭湯民族。
自粛のご時世になる前は鉄道旅行ばっかりしていたので無駄に全国の路線図と乗り換えにも詳しい。

一応Javaエンジニア。

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