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クリスマスなので子供のプラモデルを本気で作ってみる【Agent Grow Advent Calendar 2022:24日目】

この記事は Agent Grow Advent Calendar 2022 24日目の記事です。

久しぶりにブログの執筆をします(2019年以来3年ぶりとなります)

前回も自分の趣味一色で書いてましたが今回も同じようにプラモデルネタで執筆したいと思います

今回の作るもの

ブログの執筆を引き受けたはものの、今から作るにしては時間が足りないのでどうしようと思い某大型家電量販店のプラモデルコーナーを物色していた所…

これだ!

と思えるものが見つかりました!

最近ゲームの最新作が発売されて、アニメの方でも話題となった

今では国民的キャラクターになっているポケットモンスターの看板とも言える

ピカチュウです!

※横にいる水星ちゃんは今回は関係ありません

「え、ポケモンのプラモってあったの?」とか「どうせ出来てもあんまり色分けされないでシール貼りまくりなんじゃないの?」

みたいなイメージがありそうですが

このプラモデル、子供用に設計されているので簡単に作れるしお値段もお手頃なのです!

(このピカチュウであれば税込み700円ちょいで買えます)

という訳で早速中を見てみましょう

えーとランナー2枚、パーツ数15、説明書は箱の内側、足りない部分のシール、終わり

ガンプラですらランナー3枚ぐらい(最近の簡単な物なら2枚とかあるけど)で

パーツ数100は超えるのに

なんとピカチュウはこれだけで済みます

そしてこのプラモデルの特徴して子供に作りやすいように手で取れるようになっているのです

(パーツをくっ付けてる部分が細いので手でもぎ取れる)

流石に可動はしませんがそれでも子供がプラモデルを初めて作るにはもってこいなのです

次から作る工程に入ります

まずは作ってみる

開封の儀式が終わったので作ってみます

一応これでもプラモデルは結構作ってるので道具を使ってちゃんと作ります

ニッパーでランナーからパーツを切り離して

ヤスリをかけてパーツをくっ付けて

うん、20分も掛からずできました

目の白い部分をシールを貼ってるものの

クオリティ高くね!?

700円でここまでピカチュウ再現してるの凄いですわ

完成したは良いものの、これだと書くネタなくて終わってしまう…

そうだ、色違いピカチュウにしよう!

ここでゲームのポケットモンスターをしたことがない人に軽く説明すると

ポケモンには通常のポケモンと色違いのポケモンが存在します

この色違いポケモンは通常のポケモンと比べて1/4096の確率で出現します

えーとパーセントに換算すると0.0002%ですね、低っ!

まぁこの色違いをポケモンユーザーは只管求めてゲームをしてたりするのですが

この話をすると長くなるので割愛させていただきます

※筆者はポケモン歴が初代と同じです

色違いにするので塗装が必要ということで次は塗装の準備のための加工の準備をします

加工する箇所のチェック

まず色違いのピカチュウにするとして

通常のピカチュウは黄色に対して

色違いはオレンジっぽい感じ(オレンジと黄色の中間ぐらい?)

色の想定は良いとして見回してて気になる点が

ピカチュウの側面にがっつり謎の線が!?!?

(顔のパーツは塗装用に外してますのでそこは気にしないでください)

プラモデル作ってる人には分かる話なのですが

これはいわゆる合わせ目と呼ばれるものです

このピカチュウのパーツ構成は前後で分割されており

それをくっ付けて顔や胴体が出来るようになっています

このままだと横から見たらおもちゃ感丸出しなので頑張って消してみようと思います

この時に使うのがプラモデル用の瞬間接着剤です

普通の瞬間接着剤は塗ったものが固まってくっつくのに対して

プラモデル用のはプラスチックを溶かして固まるという仕組みになっています

この溶かして固まる仕組みを利用してこの合わせ目の線を消すという感じです

この合わせ目を消しつつ次の塗装準備に取り掛かります

塗装準備

合わせ目処理もしてあとは塗装…

と行きたいとことですがこの塗装にも準備が必要です

まず塗装に関しては今回はエアブラシを使用します

実はこのブログ執筆をする際にエアブラシを購入したのもあって試してみたいと思って

今回のプラモデル塗装になった背景があったりします

ほかにも筆塗りやスプレーなどもあります

普通に作ったものに対して色を塗るのでも一応出来ますが

今回は黄色なので下地としてサーフェイサーと呼ばれるものをまずは塗装したいと思います

このサーフェイサーというのは模型雑誌とかによくある全身灰色になってたりするやつです

(そもそも模型雑誌見る人が少なそうですが)

この段階を踏むことで

  • 色身を均一にできる(パーツごとの色の影響を受けないようにできる)
  • 細かいキズを埋めたりチェックが出来る
  • 塗料の食いつきをよくする

といった効果があります

必ずしもやる必要はないですが今回はせっかくなのでやってみました

グレーの色違いピカチュウが出来ました

これで塗装準備が出来ました

いよいよ塗装をします

いざ塗装!

の前にここで軽く塗料の説明をしたいと思います

簡単に塗料の説明をすると

まず塗料には大まかに三種類あります

  • ラッカー塗料
  • 水性塗料
  • エナメル塗料

 

ラッカー塗料はいわゆる有機溶剤の塗料です

性能はこの中では一番良くて色の種類も豊富なのですが

欠点として匂いがメチャクチャキツイです

エアブラシで塗装でもしたら部屋中シンナーの匂いが充満して暫く残り続けます

しかも有毒なので周りに気を配る必要があります

(筆者は過去に何度も嫁にブチ切れられてます)

 

水性塗料は水性アクリル塗料といわれるものです

ラッカーと比べると以前は色の種類も少ないし、ベシャベシャして全然塗れないし

なにより乾燥までが長いと周りを気にしなくていいこと以外は使い勝手が悪い感じでした

がここ近年上記のラッカーの感覚に近い感じで塗れるように塗料が進化しました

匂いが少しキツくなりましたそれでもラッカーと比べたら天地の差です

筆者も家の都合上こちらがメインとなりました

 

エナメル塗料は石油系の塗料です

発色は素晴らしいのですが塗膜が弱いので

主に部分塗装(細かいところを塗り分ける)で使われることが多いです

ちなみにミニ四駆やミリタリーのプラモデルで有名なタミヤさんでお馴染みの塗料です

 

と上記の通り筆者の家庭事情として水性塗料を使って塗装したいと思います

水性塗料にオレンジイエローがあったので今回はそのままこれを使って

エアブラシで塗装したいと思います

塗装中の写真を撮るのが難しかったので残念ながら写真はないのですが

今回は黄色に近い色合いなので何回か重ねて塗装をしました

というのも黒みたいな色はいわゆる隠蔽力が強いのですぐに黒くなるのですが

黄色は一番隠蔽力が弱いとも言われてるので中々発色がしないのです

なので薄く何度も塗ることでイメージに近づけていく感じになります

完成!

という感じで何回も塗り重ねてできたものがこちらです

イメージとちょっと違うー…

そして微妙に塗装剥げてるぅー…

なんでこうなったかは大体見当はついてます

  • 下地がグレーだったので下地の影響を受けている
  • マスキングが雑だった
  • 塗装をもう少し重ねるべきだった

下地に関してはグレーのためやや暗く発色したのでこういう色味なってしまってます

これは下地をホワイトにするかグレーを下地にしてから薄く白を塗るという手順を踏んでいたら

もう少しオレンジっぽくなったかなーと思います

(グレーで見せたかったのが裏目に出ました)

 

マスキングに関しては

工程では触れませんでしたが目と頬と口は

合わせ目を消す前に事前に塗装してからマスキングをしてました

これは合わせ目消しで接着すると上記のパーツが後からくっ付けられないので

先に塗装してマスキングで保護しようという魂胆でしたが

このマスキングが雑だったようで少し他の場所へ干渉してしまったため

ちょこちょこ剥げてる感じになってしまいました

これはもう少し慎重にやるべきでした

 

塗装に関しては乾燥の時間と塗装の回数が足りなかったかなーと

というのもこのプラモデル作成→準備→塗装を二日でやってるので

色々時短した結果詰めが甘かったようです

 

と反省しつつこういうピカチュウも居るはず!

(ピカチュウファンの皆様ごめんなさい)

プラモデル作りは自由だし正解なんてない!

とプラス思考にしてまたいろいろ作っていきたいと思います

(積みプラモがどんどん増えていくけどね!)

最後に残りの写真を載せて終わりとしたいと思います

正面向かなければそれっぽく見えるような気がするんだけどなー

と今回はこれにて締めさせていただきます

次にやるときはちゃんと準備期間設けたいと思いました

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{ この記事を書いた人 }

積みプラモデラー

主にゲーム業界でエンジニアをしてはや5年以上
UIをメインにちまちまやっております

趣味はインドアに振り切って
ゲームにプラモ作りです

積みプラモデル(通称:罪)が増えていく一方です
30超えてから数えてない!

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