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イタリア館展を見に行ってきました

お疲れさまです、みやもとです。

仕事始めから最初の三連休、みなさま満喫されましたでしょうか。

私は土曜日にちょっと出かける以外は家でだらだら過ごすつもりだったのですが、偶然の成り行きで大阪市立美術館の「天空のアトラス イタリア館の至宝」を見に行ってきました。

「天空のアトラス イタリア館の至宝」展とは

昨年開催され前評判の怪しさに反して好評を博していた大阪万博、中でも屈指の展示だったイタリア館。
その展示の中から、「ファルネーゼのアトラス」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティコ手稿」、ペルジーノの「正義の旗」を展示するという催しです。

隣県に住み大阪に現場があるにも関わらず「テーマパークは行くのが億劫」という理由で一度も万博に行かなかったみやもとですが、イタリア館はちょっと行ってみたいな、と興味を抱いていました。

結局興味だけ抱いたまま足を運ぶことなく会期が終わったので「すごかったみたいやなー」と思いを馳せるに留まっていましたが、そんなところに大阪市立美術館での展示です。
知人からチケットを譲っていただいた妹が事情により行けなくなってしまい、代役として私にお鉢が回ってくることに。

奇しくも当日は私の誕生日。何回目かはまあいいでしょう。
誕生日プレゼントとしてありがたくチケットを受け取り、甥っ子を付き添いに美術館に向かったのでした。

大阪市立美術館へ

大阪市立美術館、各交通機関で天王寺駅を降りてすぐの場所にあります。
天王寺動物園が同じ敷地内にあるので、そちらの方が有名かもしれません。

事前の待ち合わせ場所を決める打ち合わせでは

  • Googleマップの経路検索に従い「御堂筋線の動物園前駅が最寄りって出てきた」という私
  • 公式サイトのアクセスページを見て「御堂筋線の天王寺駅って書いてるで」という妹

という食い違いが発生。序盤からスムーズに事が運びません。
結局、過去に私がGoogleの導きで盛大に迷った経験1)京都で某寺院への経路を調べてナビを頼んだらどんどん山道に入ったし、途中にちょっとした崖が出て引き返したから考えて、公式とGoogleが食い違ったら公式に従おうと結論を出して待ち合わせ場所と時間を決定。

また、甥っ子はおそらく今回が初めての美術館体験2)学校の課外授業まで把握してないので、団体で行ったことはあるかもしれない
当然大阪市立美術館にも行ったことが無い上、隣県とは言え遠方に住む伯母と現地集合というのも初めて。
新生児の頃から知っている子なのでついつい「家まで迎えに行かなくても大丈夫だろうか……」と心配してしまいましたが、すくすく成長してすでに私の身長を抜いた男子と相手の地元近くで待ち合わせると考えると、ちょっと 心配しすぎましたね。

事前に交換していたLINEで連絡を取りつつ、無事に天王寺駅で甥っ子と合流。

所在地をこれでもかとアピールするモニュメントの前を通っていざ会場へ!

でかでかとした看板に期待が高まります。
動画は撮らない、フラッシュを使わないとルールを守れば撮影OKなのも嬉しいところ。

程なくしてチケットに記載の時間になったため、いそいそと館内に入りました。

ファルネーゼのアトラス

会場に入って最初の展示がこれ。
おそらく学生時代の美術や社会科の資料なんかで見覚えのある方も多いでしょう、ファルネーゼのアトラスです。

ギリシャ神話の巨人・アトラスが天球を抱えているこの像。
写真でもすごいなーとぼんやり感じるものはありましたが、いざ眼前にするとやはり感慨深くなりますね。
「髪のうねりや衣服の流れというのは彫刻でこんなに柔らかく表せるものなんだな」とか、「星座のモチーフまでこんなにきっちり彫られているんだな」とか。

 

前後左右どこからでも見られるように展示されていたため、いろんな角度で細部まで観覧することができます。
撮影可能なのもあって、最初の展示からそれなりの人だかり。
それでも少し待てば前の列に入ることができるので、見知らぬどなたかの映り込みを気にせず撮影できました。

正義の旗

続いての展示は絵画。
「正義の旗」というタイトルで、聖母子とそれを取り巻く天使たち、彼らを仰ぎ見る聖人たちが描かれています。

みやもとは宗教画にはとんと詳しくないので、これに関しては絵そのものより情報の方に目が行きました。

作者はピエトロ・ヴァンヌッチ、通称ペルジーノ。
ボッティチェリやダ・ヴィンチと同時期に同じ工房で学び、若き日のラファエロの師匠でもあった人だそうです。

「ピエトロ・ヴァンヌッチのどこからペルジーノなんや」と思いましたが、ペルージャを拠点にして活躍したことが由来で「ペルージャ人」の意味とのこと。
この後出てくるレオナルド・ダ・ヴィンチが「ヴィンチ村のレオナルドさん」の意味というのもですし、この時代は地名から呼び名が決まることが多かったんですかね。
ペルージャと聞くと未だ中田英寿しか浮かばないみやもと、ここでペルージャに関する知識がちょっとだけ増えました。

伊東マンショ 衣装(再現)

ここでちょっと趣向の異なる展示がありました。
遠目に見た感じ、どうやら中世ぐらいの男性の衣装でしょうか。深い赤が美しいですね。

近づいて説明タイトルを見ると「伊東マンショ」という名前が見えます。

……伊東マンショ?
天正遣欧少年使節?!

学生時代は世界史選択だったみやもと、日本史は社会人になってからの趣味としてざっくり物語を読む程度にとどまっていますがそれでもこの名前は知っています。
時代とか国とか考えれば確かに繋がってもおかしくないのですが、まさかここで見ることになるとは思いませんでした。
こういう「まさかここでこの名前が」という繋がりを見つけられるのが歴史を読む楽しみですね!

当然というか何というか、衣装はもちろん当時のものではなく再現されたものです。
イタリアの手工芸と文化的遺産を讃えることを目的として、マントヴァのテキスタイル企業、職人、学者たちの協力により行われたプロジェクトだそうです。

アトランティコ手稿

そしてとうとう来ました、イタリアといえばこの人、という展示。

レオナルド・ダ・ヴィンチです!

今回の展示はアトランティコ手稿。
レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿の中から一部を展示するというだけでも気分は大盛り上がりです。

それは私だけではないようで、まず拡大写真の展示室からそれなりに人が集まっていました。

アトラス像の展示室よりは少ないにしても、拡大写真がこれとなると原本の方は……と思ったところに学芸員さんからのアナウンス。

「原本はこの先進んだところにあるレオナルド・ダ・ヴィンチ展示室にありまーす。並んでから合流はできませんのでお連れの方と一緒にお並びくださーい」

やっぱ相当並ぶんやな。

とりあえず拡大写真を撮影後、甥っ子を連れて原本が展示されているという場所に向かいます。
部屋に入るとみちっと詰まった行列。
ぱっと見アトラス像より多く見えますが、大人しく後ろにならんで進むのを待ちます。

そして手稿にお目見えです。見た目ほど長く待たなかったとはいえ、後ろのプレッシャーに負けてばたばたと撮影。

このほかにも映像展示とか今回の展示の所蔵元とかの紹介パネルがありましたが、お昼近くておなかが空いてきたこと、チケットの観覧時間ぎりぎりになっていたこともあって会場を後にしました。

美術館は楽しい

それほど頻繁に美術館に行く方ではないのですが、行くとやっぱり知的な刺激があって楽しいですね。
一緒に行った甥っ子もそれなりに楽しんだようで、気になる展示の写真を撮ったりしていました。

また、美術館に行くと他の美術館の催しについての情報を入手しやすいのもいいですね。
興味をそそられたチラシをささっともらって、次の予定を立てる時間も良いものです。

次の美術館訪問時には今日買ったアトラスキーホルダーも連れて行きたいと思います。

注訳はこちら

注訳はこちら
1 京都で某寺院への経路を調べてナビを頼んだらどんどん山道に入ったし、途中にちょっとした崖が出て引き返した
2 学校の課外授業まで把握してないので、団体で行ったことはあるかもしれない
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みやもと

一度は開発を離れたもののいろいろあって結局開発畑に出戻りのエンジニア。

休日は遠出したり手芸したり、その時の気分でいろいろやってみてます。
比較的インドア寄りなので肩腰背中がバキバキになりがちなのが最近の悩み。

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