この記事は Agent Grow Advent Calendar 2025 の記事です。
こんにちは、フジワラです。
突然ですが、私はまったく本を読みません。
社会人としてこれは良くないですよね。
本を嗜む大人になるためにも、最近、本を一冊購入しました。
「超・箇条書き」と言う本です。
レビュー評価が高かったので。
早速読んでみたのですが、正直、最初は期待値が低かったです。
「箇条書きにすれば伝わりやすい」
「並べると整理しやすい」
「短くまとめればサッと読める」
まぁ、せいぜいこの程度の話かなと。
でも、読んでみてすぐに気づきました。
自分の認識がいかに浅かったか。
本を読む前と後では”情報を伝える”という行為の精度が段違いです。
仕事では毎日、何かしらの情報伝達が発生します。
- メール
- チャット
- 電話 / 会議
- Teams / Slackのコメント
- スライド資料
これらすべてに「超・箇条書き」の考え方が効きます。
特に、こんな悩みがある人には刺さるはず。
- 伝えたつもりが伝わらない
- 話すと内容がチグハグ
- 文章が長く、何を言いたいか迷子になる
なので、私が読んで「これは社会人が知っておくべき」と思ったポイントをサクッと紹介していきます。
『箇条書き』はとりあえず使っておけばOK、ではない
「箇条書きは多用すればOK」
…ではないんですよ。
短い情報なら、サクッと1〜2文で伝えたほうが早いです。
でも、どうしても込み入った内容を伝える場面はあります。
例えば、次のようなシチュエーションでリーダーに状況報告するとします。
「期限が今日までの作業がどうしても終わらない…」
「謎のエラーが発生して解決できない」
「◯◯先輩に聞いたけど、システムの仕様だと言われた」
「代替案は考えたけど、先週お客様に説明した内容と違ってしまう」
このままリーダーに報告しようとすると、長文のメッセージか、口頭での長い説明になるでしょう。
その結果、
「ちょっと待って、状況を整理させて」
と言われます。
それでも悪くはないんですが、
お互いの時間がもったいなくないですか。
上の人間から見たら、
「端的にわかりやすく情報をくれ」
と思うし、長々とした文章を見るのはめんどうです。
そこで『箇条書き』を効果的に使っていきます。
箇条書きを使うことで、報告が“瞬時に理解される”ようになります。
では、今まで話した状況を踏まえて、報告の文章を考えてみます。
まず文章で送るなら、こうでしょうか。
Before(ふつうの文章)
お疲れ様です。◯◯です。
本日期限の作業で問題が発生し、ご相談したく連絡致しました。
作業中に発生したエラーの解消方法がわからず、◯◯先輩にお聞きしたのですが。システムの仕様とのことです。
そのため、代替案を考えましたが、先週、客先でご説明した内容とは違ってきます。
上記の件でお時間いただけますでしょうか。
時系列で丁寧に説明しています。
悪くはないんでしょうが、
読む側は「で、結局、どうすれば?」と迷います。
箇条書きを使って改善してみましょう。
After(箇条書きを使った報告)
お疲れ様です。◯◯です。
本日期限の作業での問題、今後の対応でご相談があります。
要点は以下の通りです。
- 問題点
- 作業中にエラーが発生し、解消方法が不明
- ◯◯先輩に見ていただき、システムの仕様とのこと
- 現在の状況
- 代替案は検討済み
- ただし、先週の客先説明と内容が異なる
- 相談したいこと
- 代替案で進めてよいか判断をいただきたい
お時間いただけますでしょうか。
けっこう良くないですか?
パッと見て相手が判断するポイントが一発で伝わります。
これ読めば、
「代替案を聞かせて。あとエラーとシステム仕様の詳細も知っておきたい」
とすぐ返事をくれそうじゃないですか。
つまり、次のアクションが一瞬で決まります。
別に、文章の上手い下手ではありません。
構造化しただけです。
たったそれだけで、仕事のテンポが早くなります。
まとめ
今回、使ったポイントは次の通りです。
- 結論(要点)を最初に1行で書く
- 詳細は箇条書きで“並べて整理”する
- 最後に「相手にしてほしいアクション」を書く
この3つだけでも、仕事のコミュニケーションは確実にラクになります。
『読み手にどう理解してほしいか』
これを意識すれば、もっと伝わるコミュニケーションへと変わります。
スマートに仕事したい人は、
ぜひ「超・箇条書き」を読んでみてください。
※今回ご紹介した書籍
『超・箇条書き 「伝えたいこと」を1秒で伝える技術』
- 著者: 杉野 幹人
- 出版社: ダイヤモンド社
- 発行年: 2016年6月16日
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。