この記事は Agent Grow Advent Calendar 2025 の記事です。
🔹 はじめに
先日、Nintendo Switch 2 を購入し、「有線で快適にプレイしよう!」と意気込んでルーターを確認したところ、まさかのポート枯渇。。
そこで、本物のインフラエンジニアである同僚に「ポート増設したいんだけど、なんかいいやつある?」と相談したところ、「NETGEARがいいよ」と教えてくれました。
深く考えずにAmazonでポチッと購入。導入してみると、今度はポートがゴッソリ余る結果に…。
「ポートもったいない。。」埋めたい衝動に駆られまして、「防犯カメラでも増設するか」という流れで、今回のDIYがスタートしました。
※施工は自己責任で行いました。配管への加工等は有識者などのアドバイスを受けることをお勧めします!
🔌 給気口から LANケーブルを出す
すでに給気口から光ファイバーを室内に引き込んでいるため、ここを利用してLANケーブルを通すことにしました。
こんな感じでおさまります。
ケーブルを屋外に通すにあたり、LANケーブルの劣化防止のために「PF管」というものを使用しました。
💡 豆知識:PF管とCD管
外の防犯カメラの配管などで、たまにオレンジ色の管を見かけます。あれは「CD管」といい、主にコンクリートに埋め込む場合などに使うものだそうです。電気工事士の友人が言うには、「素人が何も考えずに安いからという理由で付けると、後々大変になるだけ」とのことでした。今回は、紫外線や雨風に耐性のあるPF管を選びました。
📸 カメラ設置場所の検討
次にカメラの設置場所です。
実は玄関や駐車場にはすでに簡易的な防犯カメラは付いております。(イベント録画とliveが見れるやつです)
今回は2階から家の通り沿いにカメラを設置して、防犯体制を整えようかと思います。
当初、「エアコンの冷媒管に沿って付けようかな?」と電気工事士の友人に相談したところ、「やめたほうがいい」と即答されました。理由は色々説明してくれましたが、要は「やめておけ」という結論だけを覚えて帰ってきました。😅
家の壁に穴を開けるのは大掛かりで大変だな…と考えていたところ、友人が「雨水配管になら付けても大丈夫だよ」と教えてくれました。
そこで、雨水配管にカメラを設置することに決定。
また、カメラの配線や見栄えをスマートにするために「未来工業(MIRAI) 露出用四角ボックス」という商品を導入しました。これを使うと、 サムネの通り見た目もスッキリと、いい感じに仕上がりました。(中はこんな感じです)
👁️ 導入した防犯カメラの紹介
今回導入したのは、Ubiquiti (ユビキティ)の防犯カメラです。
製品名: Ubiquiti UVC-G5-Bullet
製品リンク: Ubiquiti Store
白くて丸いデザインが可愛らしく、外観を損ねないのが購入の決め手でした。
画質は2Kですが、個人的には容量のことも考えると充分だと感じています。一般家庭で、とりあえず防犯目的で取り付けるレベルであれば、不満が出ることはないかなと。
使用しているルータもUbiquiti (ユビキティ)シリーズなので、ストレスなく連携できました。
✨ おまけ:増設のきっかけ
実は、ポート以外にもカメラ導入のきっかけとなった出来事がありました。
数ヶ月前の夕食時、自宅のインターホンが鳴りました。「また太陽光の営業かな?」と思い、無視をしていました。
しかし、なんとなく気になって後に玄関の防犯カメラを確認したところ、訪問者が警察手帳を持っていることが判明。(私服だったため、気づきませんでした。)
気になって最寄りの警察署に電話で問い合わせてみると、「貴方のお住まいの通りが振り込め詐欺の現金受け渡しの現場であったため、聞き込みをしている」とのことでした。 (ちなみに、訪問者が本物の警察官かどうかの確認から始まり、詳細を聞くまで1時間くらいかかりました。。)
ないことを祈りますが、警察から情報提供の要望があった際にはエンジニアらしくスマートにデータを共有できるように準備しておきます。



