今年も気合を入れて Interop Tokyo に行ってきました!幕張メッセはやっぱり遠いけど、その分テンションも上がります(笑)
今年は 20 ブースくらい突撃して、たくさんお話を聞いてきました!14,000 歩くらい歩いたのでクタクタでしたが、満足しました。。
今回は特に印象に残ったいくつかをご紹介します!
今年も AI 関連の進化が止まらない!
今年の Interop で特に目立ったのは、やはり AI 関連のブースでした。その中でも注目は以下の 3 つです!
さくらインターネットさん:日本の AI インフラを支える
まずご紹介するのは、個人的にも日頃からお世話になっているさくらインターネットさんです!
プライベートでサーバーを借りたり独自ドメインを取得したりと、いつもありがとうございます(笑)
正直なところ、自分が使っているサービス以外はあまり詳しくなかったのですが、近年特に GPU インフラ事業に力を入れていることを知りました。
経済産業省の「生成 AI 開発支援事業」に採択され、NVIDIA H100/H200 などの高性能 GPU を搭載した「高火力」シリーズを積極的に展開しているそうです。
石狩データセンターの効率的な冷却技術も活かして、国内の生成 AI 開発を支える重要な計算基盤を提供し、その存在感を高めているとのこと。
日本の AI インフラを支える存在として、これからもめちゃくちゃ頑張ってほしいです!
Google NotebookLM:資料専用AIアシスタントの可能性
これはもう、本当にすごいです!技術的、お財布的にもすぐに弊社で導入できそうなのが Google NotebookLM です。
PDF や Web サイト、YouTube 動画まで、手持ちのあらゆる情報をアップロードするだけで、AI がその内容を理解してくれます。
具体的な使い方としては、入社資料や就業規則をアップロードすれば、「簡易 RAG(検索拡張生成)」が作成されます!
一般的な AI と違って、アップロードした特定の情報だけを根拠に回答を生成してくれるんです。
これにより、AI が勝手に嘘をつく「ハルシネーション」のリスクを減らし、正確な情報を引き出せるのは本当に画期的だと感じました。
つなぎ AI:プログラミング不要でカスタマイズ性抜群!
NTT データと日本電子計算が提供する「つなぎ AI」も非常に興味深かったです。
これは AI エージェント基盤サービスで、プログラミング不要で直感的な操作により、企業が独自の生成 AI アプリケーションを開発できるとのこと。
他の生成 AI サービスと比べて、かなりカスタマイズ性が高い印象を受けました。
まさに「融通が利く」という表現がぴったりで、企業ごとのニーズに合わせた柔軟な AI 活用ができそうだと感じました。
すみません、写真を撮り忘れました。。パンフレットの写真です。
サイバーセキュリティの最前線!
AI と同じくらい注目度が高かったのが、やはりサイバーセキュリティです。
NIRVANA改:日本のサイバー攻撃対策を牽引
NICT が開発した「NIRVANA 改」は、サイバー攻撃統合分析プラットフォームです。
ネットワークトラフィックの可視化と各種セキュリティ機器からのアラート情報を統合し、サイバー攻撃の早期検知と迅速な対応を可能にします。
さらに、エンドホスト連携や自動防御機能も備え、日本のサイバーセキュリティ対策に大きく貢献しているとのこと。
商用版も提供されており、多くの組織で活用されているそうです。
ブースの方に『攻殻機動隊』や『エヴァ』を彷彿させますねとお話したら、やはり責任者の方が好きだとおっしゃっていて、ちょっと親近感が湧きました(笑)
CrowdStrike(クラウドストライク):AI 活用で高度な脅威を防御
CrowdStrike(クラウドストライク)は、サイバーセキュリティのリーディングカンパニーとして、今年も存在感を発揮していました。
特にエンドポイントセキュリティに強みを持ち、AI や機械学習を活用したクラウドネイティブな Falcon Platform を提供しています。
次世代アンチウイルスや EDR 機能により、既知・未知のマルウェア、ランサムウェアなど高度な脅威を検知・防御してくれるのは本当に心強いですよね。
高い検知能力と迅速な対応で、世界の多くの企業や政府機関で利用されているのも納得です。
ログとかを見ると「あ、こんな感じだよね!」となる方も多いのではないでしょうか。
データセンターを支える縁の下の力持ち!
最後に、データセンターに欠かせないあの企業をご紹介!
摂津金属工業:データセンターの基盤を支える
データセンターに行ったことがあるなら知っている人も多いのではないでしょうか?摂津金属工業さんです!
彼らが手掛ける 19 インチラックは、データセンターの基盤インフラとして広く採用されています。
国際規格への準拠はもちろん、高効率な収納力、堅牢性、耐震性、そして機器の放熱・冷却対策を考慮した設計が特徴です。
大量のサーバーやネットワーク機器を効率的かつ安全に管理できるため、日本の多くのデータセンターで不可欠な存在となっています。
まさに、データセンターを支える縁の下の力持ちですね!
まとめ
今年も Interop Tokyo で最新の技術やソリューションに触れることができ、とても刺激的な一日でした。
特に今年も AI 関連の進化は目覚ましく、今後も生き残りを掛けた戦いは続きそうです。。
来年もまた、どんな新しい技術に出会えるか楽しみです!