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面談練習で9割のエンジニアに共通してアドバイスすること【Agent Grow Advent Calendar 2021:10日目】

この記事は Agent Grow Advent Calendar 2021 の記事です。

皆さんお久しぶりです。あっつんです。

私はエンジニアの採用業務が主な仕事ですが、2021年4月頃からエンジニアさんとの面談練習も担当しており、現在までに114回も面談練習を実施してきました。

平均すると毎月16回ほど実施している計算となるので、「こんなにやってたんかい…」と驚きました(繁忙期よりもかなり落ち着いて、最近は月に1~2回ほど)。

いろいろなエンジニアの方と面談練習をしていると、共通したアドバイスをしていることに気付き、「これをブログにするとみんなの糧になるのでは!?」と考えたので、今回はこちらを記事にしました。

かつての私と同じ考えの貴方へ

そもそも面談練習なんてやる必要があるの?

同じ会社の方に過去の経歴を説明するなんて恥ずかしい。

と思われる方もいるかなと思います。かつての私もそのように考えていました。

でも、それは早計です!

もちろん全員が全員する必要はありませんが、上手く行かなかったり更に上を目指すようなタイミングがあるなら……。

私と同じ過ちを繰り返す前に、面談練習を受けてみていただきたいです!

「1/20の希望」を目の当たりにして

そこまで強く「面談練習」をオススメする理由。

それをお話しするためには、私が「やる気と自信に満ちあふれたエンジニア2年生」だった頃に遡る必要があります。

当時の私は、いくつかのプロジェクトでの経験を通じてようやく「独り立ち」できるようになっていました。

成長意欲にも満ちあふれており、更なる成長のため「上流工程の案件に携わりたいな」と考えていたのです。

とあるタイミングで当時の所属会社の営業さんに要望を伝えて探していただいたのですが、20件ほど紹介いただいた案件のほとんどが開発案件。

正直「無理なのかな」と自信を失いかけ、寂しさにも似た感情を抱いたことを覚えています。

でもそのネガティブな感情は、たった一件の案件に出会ったことで払拭されました。

たった一件だけではありますが、自分の希望がすべて叶えられる案件が寄せられたのです。

その案件ではこれまでの開発経験も活かせます。お客様と直接交渉したりもできるそうです。

案件詳細を目にしたとき、「この案件に参画できればめちゃくちゃ成長できる!」ととても興奮したことを覚えています。

当然のことながら、私は「この案件に絶対参画してやるぞ!」と息巻いていました。

「ベスト」を実現できた面談だったが……

他案件の面接では私が得意とする「やる気アピール」が功を奏し、参画の打診も数多くいただけていました。

要は、自分のやり方に絶対的な自信を持っていて、「いつも通りにやればいける!」という自信を持っていたのです。

そして迎えた面談当日。

私は、「いつも通り」自分を精一杯アピールしました。

お客様:●●●●の開発経験はありますか?

あっつん:経験はありません!でも、チャンスをいただけたらやり遂げる自信があります!

お客様:君、元気があっていいねぇ(笑)

あっつん:ありがとうございます!!(笑)

終始和やかな雰囲気で終わった面談。私の中では強い手応えがありました。

「いつも通りやれた!」と悠々と帰路につき、参画後の自分をイメージして心地よい眠りについたのです。

成功体験に捕らわれたが故の失敗

面談から一週間が経ったある日、営業担当の方からかかってきた電話がそんな浮かれた気持ちを粉々に吹き飛ばしました。

「元気はあるけど、新卒のような印象で本当に仕事ができるのか不安を覚えた」

そのようなコメントと共にお客様から「参画お見送り」との回答がありました。

私がどうしても参画したいと思っていた案件に……「面談は上手くいった!」と自信満々だったあの案件に参画できないというのです。

その事実を聞いた直後、私の頭の中は真っ白になりました。

お客様の言葉をそのまま受け取ると、「面談で失敗した」ということになります。

あれほど自信を持っていた「自分なりの正解」を完璧にできたのにも関わらず、失敗してしまったのです。

その当時の心境を一言で言えば、まさに「絶望」。

しばらく立ち直ることはできませんでした。

採用担当になってから気付いた「失敗の理由」

それからしばらく経ち、私は社長となり採用や人事に携わるようになりました。

採用/人事担当として多くのエンジニアの方と対話を重ねたある日、この時の出来事を思い出しました。

そして「採用/人事担当としての自分」の目で「当時の自分」を振り返ってみることにしたのです。

  • 幼稚そのもの
  • 論理的じゃない
  • やる気アピールが空回りしてる

冷静になって振り返ってみると、「なんでこれでいけると思ったの?」という疑問を拭えませんでした。

この経験から、私は「客観的な視点」の重要性を再認識しました。

当時の私は「自分自身」という「主観的視点」だけを信じ、それまでの成功体験だけを頼りにしていました。

でも、その当時目指していたのは「自分の実力以上の案件」。

今の自分より上のレベルを目指していたわけですから、「これまでの自分」に勝ち目がないのは明らかです。

もし私が当時に戻れたら、真っ先に営業担当の方に連絡し「客観的視点」を求めたことでしょう。

そして、「面談練習をしてください」と強くお願いしたと思います。

なぜなら「面談練習」を受けることで、「言葉だけ」ではなく「行動/振る舞い」も込みで客観的にアドバイスして貰えるからです。

「なかなか面談が通らない」といったお悩みを抱えている方や「今の自分より上のレベルを目指したい」とお考えのみなさん!

悪いことは言いません!騙されたと思って「面談練習」を受けてみてください!

「面談練習」は貴方の真の魅力を適切に表に出し、相手に伝えるための簡単で確実な手段なのですから。

面談練習は何をするの?

さて、実際に面談練習は何をするのかというと、大きく二つのことを実施します。

面談練習① 自己紹介の練習

お客様先との面談の中で、必ずエンジニアの自己紹介パートがあります。

スキルシートを見ながら、「どのようなプロジェクトに携わってきて、なんの機能を担当してきたのか」を説明しますよね。

面談練習では、実際に自己紹介をしていただいて、私の方から「話の構成」や「話し方」などのアドバイスをいたします。

面談練習② 質疑応答の練習

エンジニアの自己紹介が終わると、お客様から様々な質問がきます。

「●●の言語はどちらで携わっておりましたか?」
「これは具体的にどのような機能でしたか?」
「どのくらい工数がかかりましたか?」

面談練習では、お客様から質問されそうな内容をエンジニアさんに質問してご回答いただき、回答内容をブラッシュアップをしていきます。

ここだけは押さえとけ! 9割近くのエンジニアが苦戦するポイント

さて、前置きが長くなってしまいましたが、面談練習をする中で9割以上の方にアドバイスすることがあります。

それは「経歴を具体的に説明する」ことです。

イマイチなエンジニアの自己紹介

では、「経歴を具体的に説明する」のはどういうことか、エンジニアの経歴説明の例を用いてご説明いたします。

それでは自己紹介させて頂きます。

~中略~

始めに「大手化粧品会社の独自SNSサイト開発案件」についてご説明いたします。

こちらのSNSサイトは某大手化粧品会社のSNSサイトとなります。

私は要件定義、設計、開発、テスト、運用・保守を一通り担当いたしました。

要件定義では、お客様からの要件ヒアリング、仕様検討、プレゼン資料の作成をしておりました。

設計・開発では、画面開発、機能の開発、各種テストを実施していました。

開発環境は主にJavaを用いて開発をしていました。

お客様から任された仕事を期限内に遂行することをお褒めいただきました。

~中略~

このようにJavaの経験を3年以上、要件定義を2年以上を経験しており、本案件でもお力になれると確信しておりますので、宜しくお願い致します!

読んでいただくと分かりますが、非常に抽象的で突っ込みどころが満載です。

お客様もスキルアンマッチがないように、エンジニアのスキルについて根掘り葉掘り聞いてきます。

例えば、お客様はこのような点を質問されると思います。

SNSサイトって誰が何をどのように使うサイトなの?

要件定義では、具体的にどんなことをヒアリングして仕様に落とし込んだの?

開発工程では、どんなログイン画面とかどういう機能を開発していたの?

これ以外のも、想定外の質問がくるかもしれません。

もちろん回答内容は準備していないので、説明能力も落ちてしまい、客様からの評価も下がってしまいます。

これでは参画したい案件からオファーを頂けることはありません。

優秀なエンジニアの自己紹介

一方で、経歴を具体的に説明することができたら、当たり前ですがお客様からの評価は格段に上がります。

例えばこんな感じです。

それでは自己紹介させて頂きます。

~中略~

始めに「大手化粧品会社の独自SNSサイト開発案件」についてご説明いたします。

このSNSサイトは、「Twitter」に近い構成のサイトとなっております。
会員登録したユーザーの方が商品を実際に使ってみた使用感や日常のできごとなどを投稿し、会員間でコメントやいわゆる「いいね」をつけたりしてコミュニケーションを取れるようになっていました。

私はこのサイトの管理機能を担当しており、ユーザーが投稿した「つぶやき」に投稿期限を付与する機能などを実装しました。
開発期間はおよそ2ヶ月ほどだったのですが、お客様への仕様説明から始まり、設計や開発、テストまでを一人で実施いたしました。

作業にあたってはチーム内のメンバーと進捗状況を密に取りながら進めましたし、自身の知識不足を補うため業務外の時間でJavaの個人学習を行いました。
その結果、自分の担当業務を期限内に完遂することができ、お客様からお褒めの言葉をいただきました。

~中略~

このようにJavaの経験を3年以上、要件定義を2年以上を経験しており、本案件でもお力になれると確信しておりますので、宜しくお願い致します!

具体的な内容が書かれていて非常に分かりやすいですし、お客様からの追加質問も少なくなります。

経歴を具体的に説明するためには

経歴を具体的に説明することが出来るようになる簡単なテクニック!などはありませんが、私なりの方法をお伝えできればと思います。

自分の作成した文章を何回も読み返してリライトをすること

一度自己紹介の経歴を作成したら、それを何回も読み返すことです。

面談担当者が聞いたら分かりやすいのか。どこが具体的ではないのか。など相手目線から文章を読み返す必要があります。

私はよく視点を変えるために、印刷したり、スマホから読んだり、時間をおいてから文章を読みなおします。

そうすると、「あ、ここが全然具体的じゃないぞ」と気付けて修正をすることができます。

実際に面談練習で話してみること

また、客観的な視点から意見を聞くことは非常に大切です。

自分自身では気付かなかった点や、新しい表現を聞けるチャンスとなります。

その為にぜひ面談練習をご活用いただけたら非常に幸いです!

貴方が望む最高の案件に参画する力に

面談のノウハウは山の方にありますが、一番効果的なのをチョイスさせていただきました。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

皆さんが望む最高の案件に参画できる一助となれたら幸いです。

久しぶりにブログ記事を作成したから僕はもう疲れたよ(˘ω˘)

それでは、明日のアドベントカレンダーの担当者さんにバトンタッチ!

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あっつん
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