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退職者に関するクチコミ

エン・ジャパン株式会社様が運営している『カイシャの評判』に、『退職者』についてのクチコミが寄せられていました。

創立から数年で180名の従業員がいるのは目を見張る成果だと思われますが、それ以上に退職者が100名弱います。認識相違回避のために280名弱入社して100名弱退職した結果現在の180名になります。そのような状態にも関わらず退職者を減らす努力が見られません。退職者が増えてしまうと、残された従業員にオフィス家賃や本社メンバーの給料の負担がのしかかってしまうので人を増やす努力より退職者を減らす努力をして頂きたいです。

出典:エージェントグローの口コミ・評判/カイシャの評判

クチコミ中では『退職者が100名弱いる』との記載がありますが、このクチコミには大きな事実誤認があります。

第1期〜第4期(2016年5月〜2019年11月末)までの退職者は、『53名』です。

おそらく社内システムの社員番号[1]2020年2月3日現在における最大の社員番号は、200番台後半となっておりますをご覧になってのことだと思われますが、『社員番号の連番=社員数』ではございません。

社員番号は内定者やテスト用アカウントなど、一定以上の権限がないと確認できないアカウントにも付与されております。また、社内システムの機能追加/変更の兼ね合いにより、キリの良い番号から採番するようにしたこともあります。

すでに入社しているエンジニアの方はもちろん、これから入社を検討されている求職者の方などに誤った情報が広まってしまうことは誰の得にもなりません。

このような疑問や不安などがありましたら、ぜひご質問ください。事実に基づき、真摯に回答いたします。

エージェントグローの離職率は高いのか

『退職者』に関連する数値として『離職率』というものがありますが、エージェントグローの平均離職率は『12.25%』となっています。

……この数値は多いのでしょうか?それとも少ないのでしょうか?

それを図るための客観的指標として、厚生労働省が発表している『雇用動向調査』というものがあります。

平成30年雇用動向調査結果の概要|厚生労働省

現時点で参照可能な最新の情報となる『平成30年雇用動向調査結果の概要』によると、平成30年の1年間における離職率は『14.6%』——社員数が1,000名規模であれば146名の方が離職する状況となっているようですね。

離職率は職種や業種、企業規模や雇用体系といったものによって大きく変わりますので、あくまでも『参考値』としてお考えいただければと思いますが、『意外と退職者って多いんだな』と感じられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、エージェントグローの平均離職率は前述の通り『12.25%』となっていますが、これを各期ごとにもうちょっと詳細に見ていきましょう。

平均社員数 退職者数 離職率
第1期(2016年5月〜2016年11月) 17名 1名 5.9%
第2期(2016年12月〜2017年11月) 56名 7名 12.5%
第3期(2017年12月〜2018年11月) 120名 19名 15.8%
第4期(2018年12月〜2019年11月) 167名 26名 15.6%

この数値をみて、皆さんはどう感じるでしょうか?

私個人の見解を申しますと、この離職率は適正値であると考えています。

退職者がいない会社は良い会社なのか

誤解のないように申し添えておきますが、『離職率が低い会社=良い会社』とは一概にはいえません。

経営の世界においては『離職率8%』ほどが理想的とされており、これが『離職率3%』ほどになると危険水域である……などと言われています。

厳しい言い方にはなってしまうかもしれませんが、『退職者がほとんどいない』という状況は、

  • 会社にマッチしていない(他社で働いた方がその人の幸せに繋がる)ような『辞めるべき人』
  • 問題行動を起こし他の従業員やお客様に不利益を与えている『辞めさせるべき人』

といった方を、甘い判断や事なかれ主義などの理由で適正に対処していない/できていない可能性があり、組織に問題がある可能性が高いと考えられるのです。

もちろん『会社にいるべき人財しかいない』状況で離職率が低いのであれば、それは素晴らしいことだとおもいます。しかし、現実問題として、そのような状況となるのはとても難しいことなのです。

エージェントグローのスタンスと離職率

エージェントグローの平均離職率は『12.25%』。理想と言われる『離職率8%』よりも高い状況となっておりますが、先に述べた通り私は『適正値である』と考えています。

なぜか。

それは、エージェントグローのスタンスをご理解いただければ自ずとご理解いただけるのではないかと考えております。

まず、エージェントグローでは現場や同業他社からの引き抜きを許容しております。エンジニア自身がお金を貯めて起業したり、夢に見ていた職業につくこともぜんぜんOK——むしろ積極的に支援しているくらいです。

また、エージェントグローでは勤怠面や倫理面については厳しく対応させていただいており、ごく少数ではありますが試用期間満了などで退職される方もいらっしゃいます。

私たちは『そのエンジニアにとって、真に大切なこととはなにか』をしっかり考え、行動に移しています。

時に私たちの対応は厳しいと感じることもあるかもしれませんが、しっかりと/厳しく対応することこそがエンジニア自身を守ることに繋がると考えているのです。

そのようなスタンスの私たちですから、平均よりも離職率が高まるのは当然のことです。だからこそ『現在の離職率は適正値である』と考えているのです。

参考までに第5期(2019年12月〜2020年11月)に関しては、現在のところ例年よりも退職者が少ない状況となっています。離職率という観点で言えば、一桁台にまで下がる可能性が出ているほどです。

私たちは真に健全なのか。

そのファクターのひとつとして、『離職率』についても注視してまいります。

前向きな退職理由

これまでに述べたとおり、私たちは現状の離職率を適正だと考えており、離職率をもっと下げようとは考えていません。

そう考えている理由はもうひとつあります。

これまでに退職された方から前向きな退職理由を多く聞いているからです。

参考までに退職理由についてまとめたデータを開示しておきましょう。

  • 別職種へのキャリアチェンジ[2]起業やかねてより目指していた職種への転職、海外進出など:20〜25%
  • ご病気/ご家庭の事情:20〜25%
  • 同業他社への転職:20〜25%
  • フリーランス:15〜20%
  • その他/不明:5〜10%

エージェントグローは良い会社であると自負しておりますが、万人にマッチしている会社ではないとも考えています。

エージェントグローに入社したことで、自分のやりたいことに気づいたりより良い環境に出会うきっかけとなったのであれば、とても嬉しく思っております。

なお、退職理由はプライバシーに直結する場合も多く、とても繊細なものです。

必ずしもすべてを把握できているわけではありませんし、把握していたとしてもそれをそのまま開示できるわけでもありません。

本人の希望があった場合を除き、本人を特定可能な状況での報告はいたしておりません。

適正な情報開示を継続して行っております!

エージェントグローでは積極的な情報開示を是としており、その一環としてエン・ジャパン様提供の『カイシャの評判』に寄せられたクチコミに関しても日頃より目を通しております。

『カイシャの評判』には当社のエンジニアから『リアルな声』が投稿されておりますことから、会社の見解をこちらの社長ブログにて定期的に公表いたしております。

これまでに公表した記事については、下記からご確認いただけます。

クチコミ | エージェントグロー社長ブログ

今回の記事と合わせてご確認いただければ、エージェントグローについての正しい理解をお持ちいただけるかと思います。

注訳

1 2020年2月3日現在における最大の社員番号は、200番台後半となっております
2 起業やかねてより目指していた職種への転職、海外進出など
エージェントグロー
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河井 智也

Javaエンジニアとして2つのITベンチャー企業でキャリアを積む。
2013年2月、貿易商社に入社し、グループ会社の立ち上げに携わる。
2013年6月から同社の代表取締役に就任。

独自に編み出した『スカウト採用』を用いて、3年間で従業員1名から70名に拡大させる。

2016年4月に独立のため退任し、同年5月に株式会社エージェントグローを設立。
創業3年で150名以上のエンジニアを採用し、会社は急成長。
面接実施人数は1500名以上、応募者の内定承諾率は75%を超えている。

「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」をミッションに掲げ、報酬・賞与の透明化と適正化、エンジニアに案件参画の決定権を与えるなどミッション実現に向けて取り組んでいる。

趣味は読書。ビジネス書を中心に3000冊以上を読破。

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