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還元率をアップいたします

2019年11月15日(金)に開催された第4期全社員総会にて、第5期1)2019年12月からが第5期のスタートですにおける還元率を71%に引き上げる2)第4期は70%でした旨のご報告をいたしました。

また、2024年までに毎年1パーセントポイントずつアップし、最終的には還元率75%を達成する計画についてもお話しいたしました。

今から遡ること6年ほど前、雇われ社長1年生だった頃の還元率は65%。その当時は『会社は大丈夫だろうか。利益を出していけるのだろうか。」と、率直に言ってものすごく不安を感じていました。

しかし、雇われ社長としてのキャリアを積んでいく中で、販売管理費の削減方法などのノウハウを得たこともあり、その不安は少しずつ薄れていきました。

そのような経験を元に立ち上げたエージェントグローの創業時は、還元率67%からのスタート。その後3期目には70%にアップし、今回第5期以降については前述の通りです。

このような決定をすることができたのは、なかなか感慨深いものがありますね。

目先のことだけではなく、真のメリットを追求する

還元率を上げるときは、いつも非常に悩みます。

『一度上げたものはそう簡単に下げれない』というのもあるのですが、理由はそれだけではありません。

還元率が高いに越したことはありませんが、それだけに囚われてしまうと『従業員満足度』や『会社の持続性』に問題が出てきてしまうのです。

だからこそ会社の状況をしっかりと分析し、『お金という資源をどのように分配すれば会社や従業員のメリットになるのか』をしっかりと考え抜く必要があります。

『従業員満足度』という観点から

エージェントグローは福利厚生も充実しており、単なる『高い還元率』だけじゃないバリューを提供できていると自負しております。

例えば、老後のための積立としての『確定拠出型年金』と従業員の食事補助としての『食事チケット』については、多くのエンジニアから好評の声をいただいています。

これらの会社負担分は、『確定拠出型年金』が5,324円3)会社拠出分:5,000円+手数料:324円、『食事チケット』が4,540円4)会社負担分:3,780円+手数料760円。合計で9,864円となり、還元率換算で『2%弱』5)例えば単金60万円のエンジニアの場合、還元率1%が6,000円ほど。社会保険料15%分を引くと5,100円ほどとなる計算ですとなります。

更にエージェントグローには2つの大きな『バリュー』が存在します。

バリュー #1:下限保証制度

有給休暇などを取得したことで案件ごとに定められた精算幅の下限6)稼働時間がこの数字を下回ったら単金から一定金額を控除しますよ……というものですを割ってしまったとしても、粗利率7)昇給や賞与の計算根拠となりますの計算においては『下限を割らなかった』ことにして計算しますよ……という制度です。

エージェントグローでは適正な有休消化を推奨しておりますが、この『精算幅の下限を割ってしまう(≒粗利率が下がってしまう)』ということがネックになってしまい、有給が取りにくいという現実がありました。

これは私としても歓迎できるものではありませんでしたので、より有給休暇を取得しやすくなるようにこの制度を導入しています。

第4期における下限保証の利用状況は、売上額の1.15%ほど。還元率換算にすると『約1%』8)確定拠出型年金、食事チケット、下限保証制度の3つを合算すると、実質還元率74%とみることもできますとなります。

バリュー #2:待機時の月額給与保証制度

万が一待機になってしまったとしても、月収は100%保証しますよ……という制度です。

SES企業の中には、『待機になったら月収の60%だけ支給します』といったルールを定めている会社が存在します。

いくら高還元率だったとしても、待機になったら収入が下がってしまうとなれば、生活が大変になりますし安心して仕事をするのが難しくなりますよね。9)逆にこのリスクを気にしないのであれば、フリーランスという選択肢も検討すべきでしょう

エージェントグローにはこの給与保証制度があるため、待機となっても給与は100%保証されます。

仮に長く待機状態となり目標粗利率10)すべてのエンジニアが達成することを期待されている最低限の粗利率のことです/還元率71%の場合、目標粗利率は29%となりますが達成できないとしても、給与に影響が及ぶことはありません。

もし仮に『リーマンショック級』の不景気が訪れ、多くのエンジニアが目標粗利率を下回ったとしたら……。その補填率は還元率換算でおよそ10%ほどと見込んでいます。

もちろん、そうなっても大丈夫なように計算と検討を重ねています。

『会社の持続性』という観点から

どんなに還元率が高く福利厚生が充実していたとしても、不景気になった途端倒産するような『吹けば飛ぶような』会社は論外ですよね。もちろん、そのようなときに『還元率を下げる』という選択肢もとりたくはありません。

何かあったとしても安定して会社を維持し、皆さんが安心して働ける環境を実現するということはとても重要なことだと考えております。

その実現のためには、『会社の体力——純資産11)資本金+利益余剰金のことです』の蓄えが必要不可欠です。

私は少なくとも月商の2〜3ヶ月分の蓄えはあった方が良いと考えております。

その蓄えが会社の安定と皆さんの安心の礎となり、不景気を『ピンチ』ではなく『チャンス』に変える原動力となると確信しています。

現在、エージェントグローの月商は約1憶円。純資産は約1.5憶円ですので、月商1.5ヶ月分ほどの蓄えがあることになります。

前述の通り、今後毎年還元率をアップさせたとした場合の資産においては、2024年ごろに月商2.5ヶ月分の純資産を蓄えられる計画となっています。

成長と安定のバランスを見極めながら

エージェントグローは、しっかりとした還元を行ないながら企業としての成長と安定を両立しています。

創業時は67%だった還元率も、エージェントグローに入社してくださった皆さんのおかげで71%まで上昇させることができました。そして、将来的には75%も充分実現可能といえるまでになったのです。

現時点では75%が限界だと感じていますが……。皆さまのお力添えのもとエージェントグローが驚異的な成長を遂げることができたら……。

安定を実現しつつ、更なる還元を——例えば還元率80%を目指せる状況になる……かもしれません。

なにはともあれ、まずは着実な第一歩を。

2024年までの還元率75%の実現を目指し、頑張っていきます!

注訳   [ + ]

1. 2019年12月からが第5期のスタートです
2. 第4期は70%でした
3. 会社拠出分:5,000円+手数料:324円
4. 会社負担分:3,780円+手数料760円
5. 例えば単金60万円のエンジニアの場合、還元率1%が6,000円ほど。社会保険料15%分を引くと5,100円ほどとなる計算です
6. 稼働時間がこの数字を下回ったら単金から一定金額を控除しますよ……というものです
7. 昇給や賞与の計算根拠となります
8. 確定拠出型年金、食事チケット、下限保証制度の3つを合算すると、実質還元率74%とみることもできます
9. 逆にこのリスクを気にしないのであれば、フリーランスという選択肢も検討すべきでしょう
10. すべてのエンジニアが達成することを期待されている最低限の粗利率のことです/還元率71%の場合、目標粗利率は29%となります
11. 資本金+利益余剰金のことです
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河井 智也
河井 智也

Javaエンジニアとして2つのITベンチャー企業でキャリアを積む。
2013年2月、貿易商社に入社し、グループ会社の立ち上げに携わる。
2013年6月から同社の代表取締役に就任。

独自に編み出した『スカウト採用』を用いて、3年間で従業員1名から70名に拡大させる。

2016年4月に独立のため退任し、同年5月に株式会社エージェントグローを設立。
創業3年で150名以上のエンジニアを採用し、会社は急成長。
面接実施人数は1500名以上、応募者の内定承諾率は75%を超えている。

「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」をミッションに掲げ、報酬・賞与の透明化と適正化、エンジニアに案件参画の決定権を与えるなどミッション実現に向けて取り組んでいる。

趣味は読書。ビジネス書を中心に3000冊以上を読破。

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