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『少数精鋭』の本社メンバーに求められるもの(前編)

エージェントグローが成功している理由

エージェントグローは全従業員に対して還元率70%を維持し、かつ会社が安定して存続できるだけの十分な利益を確保しています。

言葉にしてしまえばシンプルではあるのですが、それを実現し未来に渡って維持するのは簡単ではありません。

『当社のエンジニア全員が、それぞれのフィールドで活躍していただけている』というのも大きな理由です。『業務効率化のために、自身のビジネスにマッチしたシステムを開発/利用している』というのも無視できないでしょう。

しかし、これらは程度の差こそあれ、どの会社でも同じような状況ではないでしょうか。1)もちろん、ここにも『エージェントグローならでは』
と言えるものはあるのですが……

エージェントグローが『成功している理由』の中でも、特に『エージェントグローならでは』なポイントがあるとすれば、『本社メンバーの少なさ』が挙げられます。

キーワードは『少数精鋭』

どんな会社であっても『本社メンバー』は存在します。

例えば、営業や人事、事務に経理、社内システムなどなど……。会社が会社として成立するために、さまざまな業務をこなす。

その要員が『本社メンバー』です。

競合他社において、この『本社メンバー』はおよそ15〜20人ほどいると推定されます。反面、エージェントグローでは2018年11月時点でわずか8名。

本社メンバーが多いということは、本社にかかるコスト2)オフィスや什器にかかる費用や人件費などがかさんでしまうということ。エージェントグローは人数が少ない分、競合他社よりも有利なのです。

当然のことながら、ただ単に数を減らせばよいわけではありません。少人数で会社として成り立つようにするためには、優秀な人財を集める必要があります。

まさに『少数精鋭』。

エージェントグローの本社メンバーを一言で表すとすれば、この4文字が最も相応しいと言えるでしょう。

エージェントグローの本社メンバーに必要なこと

そんなエージェントグローの本社メンバーですから、『本社メンバーになりたい』という熱意だけでは務まりません。

その職責を果たし、評価されるためには、2つの重要なファクターが存在します。

そのひとつは『優先順位付けができること』というものです。

さて、『優先順位付けができる』とは、いったいどういうことでしょうか?

そのヒントは『私がとある人にしたアドバイス』に隠されています。

熱心なA氏が抱える問題

話は私が雇われ社長をしていた頃に遡ります。

その会社には、A氏という従業員がいました。

非常に熱意があり、会社のために熱心に業務に当たってくれるA氏。いつも忙しそうにしていたのを今でもハッキリと覚えています。

熱意があり熱心に仕事に取り組んでくれるのは良いのですが、ひとつ大きな問題がありました。

それは、『何をやっているのかが見えてこない』ということ。

忙しく仕事をしているのは分かるのですが、なにかお願いしたとしても成果物ができあがってこないのです。簡単な仕事だとしても、です。

これは非常に困りました。組織のトップとして、A氏には成果を出して貰わなければなりません。

そこで、A氏のタスクを書き出してもらってチェックしてみることにしたのですが……。A氏のタスクリストには、『今すぐやらなくても良いタスク』が大量に積み重なっていたのです。

A氏へのアドバイス

そんなA氏に対して、私は2つのアドバイスをしました。

このアドバイスは、優先順位付けに悩むすべての人にとって、参考にしていただけるのではないかと思います。

1. タスクを捨てる

重要度の低いタスクがあったら、思いきって捨ててしまいましょう。

日々業務に当たっていれば、大小さまざまなタスクが発生します。それらをすべて抱え込んでしまえば、やがて過剰な負担となってしまいます。

過剰な負担が増えてしまえば、本来注力すべき事柄から意識が逸れてしまうことにもなりかねません。

そういった『過剰な負担』を無くすことが、成功への近道です。

全体の利益のために、『何をやるか』ではなく『何をやらないか』を決めましょう。

2. 今日やることを決める

『今日』という一日は、目標達成のための最小単位です。

優秀なビジネスパーソンであれば、『成すべきこと』を『成すべき時』に淡々とおこなっているのです。

『今すぐやらなくても良いこと』を優先的に対応するということは、生産性の低下を招くことになります。『やるべきこと』をやるための貴重な時間が、『やらなくても良いこと』に延々と使われてしまうのです。

これでは成果など出せるわけがありません。

先ず隗より始めています

私自身、いつも『A氏へのアドバイス』の内容を実践しています。

毎日今日やるべきことを書き出し、目標達成に役立つものかを検討しています。移動中やちょっとした空き時間があれば、『やらなくても良いものがないか』を再確認するようにしています。

そうやって厳選されたタスクに対して、優先順を3段階に分類しています。

A:意地でも今日終わらせてから帰るもの
B:今日でなくてもいいが、できれば今日やりたいもの
C:急がないもの

それぞれの優先度に割り振られたタスクの中身も、さらに順位付けをしていきます。

例えば、『優先度:A』に分類されたタスクがあれば、その中の優先度に応じて『A1、A2、A3……』といった形で優先度付けをしているのです。

こうすることで、やるべき事の優先順位が明確になります。その結果、成果を得るための一助となるのです。

後編に続く

『優先順位の低いことは、大胆に割り切る』。

その判断の潔さは、『少数精鋭』のエージェントグロー本社のメンバーにも求められます。もし、そのポジションを目指すのであれば、ぜひ意識してみてください。

さて、記事の冒頭で『その職責を果たし、評価されるためには、2つの重要なファクターが存在します』というお話をいたしました。

1つ目は今回ご紹介した『優先順位付けができる』でしたが、2つめは一体なんでしょうか?

……その答えは後編で。

注訳   [ + ]

1. もちろん、ここにも『エージェントグローならでは』
と言えるものはあるのですが……
2. オフィスや什器にかかる費用や人件費など

河井 智也

河井 智也

Javaエンジニアとして2つのITベンチャー企業でキャリアを積む。
2013年2月、貿易商社に入社し、グループ会社の立ち上げに携わる。

2013年6月から同社の代表取締役に就任。
独自に編み出した『スカウト採用』を用いて、3年間で従業員1名から70名に拡大させる。

2016年4月に独立のため退任し、同年5月に株式会社エージェントグローを設立。
創業1年半で100名以上のエンジニアを採用し、会社は急成長。
面接実施人数は1500名以上、応募者の内定承諾率は80%を超えている。

「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」をミッションに掲げ、報酬・賞与の透明化と適正化、エンジニアに案件参画の決定権を与えるなどミッション実現に向けて取り組んでいる。

趣味は読書。ビジネス書を中心に2600冊以上を読破。

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