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内定辞退に悩む経営者たちへ

経営者の悩み

エンジニアに内定を出しても辞退されてしまうことが多いんです

先日、とあるSES業界の経営者から相談を受けました。

このIT業界は、慢性的なエンジニア不足に悩まされています。

大企業や有名ベンチャー企業でしたら、知名度や潤沢な資金を使ってエンジニアを採用できるでしょう。しかし、中小企業ではそうはいきません。

人材紹介サービスを使えば、採用単価1)1人当たりの採用にかかる費用は150万円。求人サイトへの掲載も、月あたり30~80万円ほどかかってしまうのです。

エンジニアから応募があったとしても、それで終わりではありません。面接をして内定を出すまでの人財に出会えたとしても、内定辞退されてしまうケースも多々あります。

多くの経営者が頭を抱えているのは、まさにそこです。

そこで今回は、『応募があっても内定辞退者が多いことに悩んでいる』企業や経営者のみなさまに、アドバイスをお届けしたいと思います。

内定承諾率を高める秘訣

エージェントグローの採用に関して、すべての面接は私がおこなっています。

その甲斐もあってか、直近3か月間の内定承諾率は80%を超えています。これは『5名に内定を出せば、4名が内定を承諾してくれる』という計算になります。

しかし、内定承諾率を高める秘訣は『社長自ら面接をする』ということではありません。

会社の情報を正確に提供する

この一点こそが、内定承諾率を高める秘訣そのものなのです。

採用担当者は、優秀な人財を採用することに頭がいっぱいになりがちです。

その結果、会社説明をしなかったり、自分たちが伝えたいことだけを伝えてしまうことがままあります。

例えば、『流行りの最先端技術を使用した、イノベーション・プロジェクトを立ち上げている』など、会社としてアピールしたいことを全面に出していませんか?

企業が伝えたいことが、必ずしも応募者の知りたいことではありません。

応募者は、自身が知りたい情報が得られないことに敏感です。情報が不足していれば、応募者は不安になります。

不安を解消できぬまま面接を終えてしまえば、フォローの機会もないままに内定辞退への道を突き進んでしまうのです。

知りたいことを提供する

エージェントグローの場合、面接の場で会社説明をするときに『応募者が知りたい情報を提供する』ということに力を注いでいます。

応募者の考えにもよるので一概には言えませんが、

  • 会社のミッションやビジョン
  • IT業界 および エージェントグローの現状
  • 福利厚生や給与などの待遇面
  • 細かい働き方のルール

といったことをお話ししています。

これらの情報を開示することは、企業としてみれば不利な部分もあるかもしれません。しかし、それでは応募者の心を掴むことは困難です。

もちろん、ただ現状を話すだけでは不安にさせるだけです。

大切なのは、『将来のビジョンや課題に対する対応策などをしっかりと提示する』ということ。

そうやってはじめて、納得したうえで入社を決めてもらえるようになるのです。

内定辞退に悩めるすべての経営者へ

内定辞退が多くて頭を抱えている経営者のみなさん、会社説明は30~60分ほどの時間かけてじっくりやりましょう。

また、自分たちが伝えたいことだけではなく、『応募者が知りたい情報』を提供するようにしましょう。

会社説明の内容を、今一度しっかり見直してみてください。

注訳   [ + ]

1. 1人当たりの採用にかかる費用

河井 智也

河井 智也

Javaエンジニアとして2つのITベンチャー企業でキャリアを積む。
2013年2月、貿易商社に入社し、グループ会社の立ち上げに携わる。

2013年6月から同社の代表取締役に就任。
独自に編み出した『スカウト採用』を用いて、3年間で従業員1名から70名に拡大させる。

2016年4月に独立のため退任し、同年5月に株式会社エージェントグローを設立。
創業1年半で100名以上のエンジニアを採用し、会社は急成長。
面接実施人数は1500名以上、応募者の内定承諾率は80%を超えている。

「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」をミッションに掲げ、報酬・賞与の透明化と適正化、エンジニアに案件参画の決定権を与えるなどミッション実現に向けて取り組んでいる。

趣味は読書。ビジネス書を中心に2600冊以上を読破。

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