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職住近接のすすめ

『会社の近くに住む』ということ

住居を決めるとき、皆さんはどのような条件で選んでいますか?

人によってさまざまな条件があると思いますが、私はあるひとつの『必須条件』を決めています。

それは、『会社から徒歩圏内である』というものです。いわゆる、『職住近接』というものですね。

私はここ6年のうちに5回ほど引っ越しを経験しているのですが、この条件だけは絶対に譲れないと考えています。

今から7年前にはじめてこの条件に沿って住む場所を決めたのですが、社会人になってからそれまでは通勤時間に片道60〜90分かける生活をずっと続けていました。

当時は通勤時間が長いことは当たり前だと思っていましたし、さまざまなメリットがあると考えていました。例えば、オーディオブックを聞いたり、本が読めるというメリットを感じていたのです。

始めたから見えたもの

しかし、とあるきっかけで職住近接を経験してから、その考えは一変しました。

職場の近くに住むことで、朝ゆっくりする時間ができました。その時間を利用して、自宅やカフェでゆったりと読書するようになりました。結果的に、おなじ『本を読む』という行為でもインプット量に大きな違いがあることに気が付きました。

電車通勤は満員電車を避けては通れません。満員電車は乗っている間も苦痛ですが、『これから乗らなきゃいけない』という心理的な負担もかなり大きなものです。

職場の近くに住んだことによって、そういったものからも解放されました。そして、仕事のパフォーマンスが一気に向上しました。

皆さんも、ぜひ一度『職住近接』を一度経験してみてください。

一度経験したら、その魅力から抜け出すことは容易ではないことでしょう。

それに、今まで『あたりまえ』に続けてきたことに対する、『たくさんのリスク』と『膨大なコスト』に気づくはずです。

例えば、次のようなものです。

『職住近接』をしないことによる、リスク

まずはリスクについて考えてみましょう。

乗客トラブル

電車はストレスの温床です。それが満員電車であれば、なおさらです。

そのせいか、朝の電車はピリピリした空気が漂い、みなイライラして殺気だっています。

夜になれば酔っ払いにからまれるかもしれません。だれかが嘔吐したりすれば、巻き添えを食らうかもしれません。

それ以外にも、痴漢えん罪やスリ、盗難などの被害に遭う可能性も否定できません。

事故

もはや『人身事故発生』の報を聞かない日はないといっても間違いではないことでしょう。

多くの人が、我先にと電車に乗り込むわけですから、事故のリスクは必然的に大きくなります。

乗る前であれば、ホームから転落したり電車と接触したりするかもしれません。乗った後も、急停車にともない将棋倒しになったり、ぎゅうぎゅう詰めになった車内でケガをしたり物が壊れてしまうかもしれません。

普段身近な分あまり意識はしませんが、意外と危険が多いのが電車という乗り物なのです。

病気

これから本格的な冬にかけて、風邪が流行りだす時期ですね。

狭い車内で誰かが咳き込んでいたりしたら……。その場にいる多くの人に感染していくことでしょう。

特に満員電車の場合、空調が悪かったりして空気が濁っていることがよくありますが、健康に悪影響を及ぼしやすい環境に身を置くことはまさにリスクそのものです。

『職住近接』をしないことによる、コスト

続いてコストに目を向けてみましょう。

金銭的コスト

多くの方は、『交通費』として会社から通勤にかかる費用を支給されていることでしょう。

気にされていない方もいらっしゃるかもしれませんが、会社の立場から見れば『従業員の交通費』はとても大きな物になります。

もし、従業員が会社の近くに住んでくれたとしたら……。会社としてはそれだけ交通費として支出する額が少なくなります。

その分のお金を他の目的につかうことができるわけで、それは巡り巡ってあなたの利益に繋がります。

時間的コスト

多くの人が、自宅から職場までの通勤に60分程度の時間を費やしていることでしょう。

1日あたり120分。その分の時間を自分でコントロールする自由がありません。

もし、この『1日あたり2時間』を自分の自由に使えるとしたら……。あなたの人生の選択肢は、大きく広がることでしょう。

誰しもに平等に与えられた限りある時間。それをどのように使うか、いかに自由に過ごすかという観点は、決して無視できない重要なファクターなのです。

心理的コスト

人には、『他人との心地よい距離』というものが存在します。『パーソナルスペース』をキーワードに検索すれば、多くの情報が得られるはずです。

しかし、電車通勤においては、その距離を保つことが困難です。満員電車であれば、否が応でも他人と密着することを強いられます。

これは、とてもストレスが溜まることです。知らない人たちとの距離が近く、狭い空間に多くの人が閉じ込めらるわけですから、たとえ短時間であっても大きなストレスです。

私自身、最近満員電車に乗る機会があったのですが、……大きな精神的負担であることを再認識しました。

長時間通勤は害悪である

通勤時間が長ければ長いほど、大きなリスクとコストを生じます。

とはいえ、勤務先が短期間で変わる可能性があるならおすすめしません。例えば客先常駐のエンジニアの場合ですね。現に私がエンジニアとして客先常駐で働いていた頃は、長期案件に参画する場合のみ職住近接をしていました。

4年半前に社長になってからは、

  • 長い時間集中して働くこと
  • 仕事以外に時間をかけないこと
  • これらを維持する体力と精神力を持つこと

を重要視して、すぐに職住近接を始めました。

勤務先が長期的に変わらない環境で働いている皆さん、職住近接をしてみませんか?

河井 智也

河井 智也

Javaエンジニアとして2つのITベンチャー企業でキャリアを積む。
2013年2月、貿易商社に入社し、グループ会社の立ち上げに携わる。

2013年6月から同社の代表取締役に就任。
独自に編み出した『スカウト採用』を用いて、3年間で従業員1名から70名に拡大させる。

2016年4月に独立のため退任し、同年5月に株式会社エージェントグローを設立。
創業1年半で100名以上のエンジニアを採用し、会社は急成長。
面接実施人数は1500名以上、応募者の内定承諾率は80%を超えている。

「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」をミッションに掲げ、報酬・賞与の透明化と適正化、エンジニアに案件参画の決定権を与えるなどミッション実現に向けて取り組んでいる。

趣味は読書。ビジネス書を中心に2600冊以上を読破。

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