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社内の常識『残業=デメリット』

長時間労働という闇

IT業界の『負』を象徴するものといえば、『長時間労働』が真っ先に思い浮かぶ方も多いでしょう。

エージェントグローの主業務である『SES』。このSES業界でも長時間残業を強いられることが常態化しています。

なぜそうなってしまうのか。その原因は次の2つです。

  1. 会社が儲かる
  2. 取引先からの要望を受け入れてしまう

長時間労働を回避するためには、この2つの要素をいかに排除するかが課題となります。

『取引先からの要望を受け入れてしまう』という点について、エージェントグローでは『エンジニアに決定権を持たせる』という手段で解決しています。

今回はもうひとつの要素である『会社が儲かる』という点について、エージェントグローがどのようなアプローチで解決を図っているのかご説明したいと思います。

一般的なSES企業の場合

SESという業態は、基本的に人月商売です。契約内容にもよりますが、一般的に『従業員に払う時間外手当』より『お客様からいただける超過時間単価』のほうが圧倒的に高くなります。

つまり、『エンジニアが長時間働けば、その分会社は儲かる』というスキームになってしまっているのです。

例えば『月収35万円』のエンジニアが『単金65万円』で契約した場合を例に、『お客様からいただく金額』と『エンジニアに支払う金額』でどれだけの差が出るかを見てみましょう。

お客様からいただく金額 エンジニアに支払う金額
単価(月あたり)
650,000円
精算枠(月あたり)1)所定の単価を満額いただける総勤務時間
140時間 〜 190時間
調整単価(1時間あたり)2)精算枠の上下限を超過した場合に増減額される金額
下限超過:4,650円 / 上限超過:3,430円
月額総支給
350,000円
(基本給:250,000円/固定残業手当:50,000円/技術手当:50,000円)
超過勤務手当(1時間あたり)
時間外手当:1,954円 / 深夜手当:391円 / 休日手当:2,111円

青字のところに注目してください。

例えばエンジニアが残業を一時間したとすると、

  • お客様からは『3,430円』をいただける
  • エンジニアには『1,954円(算出式:基本給÷160×1.25)』を支払う

となります。

その差は『1,476円』。

『SES業界ではエンジニアが長時間の残業をすると、会社の売上/利益が上がり続ける』という理由がおわかりいただけるかと思います。

エージェントグローの場合

では、エージェントグローの場合はどうなのか。こちらも具体例を挙げてみてみましょう。

お客様からいただく金額 エンジニアに支払う金額
単価(月あたり)
650,000円
精算枠(月あたり)3)所定の単価を満額いただける総勤務時間
140時間 〜 190時間
調整単価(1時間あたり)4)精算枠の上下限を超過した場合に増減額される金額
下限超過:4,650円 / 上限超過:3,430円
月額総支給
350,000円
(基本給:280,000円/固定残業手当:70,000円)
超過勤務手当(1時間あたり)
時間外手当:2,735円 / 深夜手当:547円 / 休日手当:2,954円

赤字のところに注目してください。

例えばエンジニアが残業を一時間したとすると、

  • お客様からは『3,430円』をいただく
  • エンジニアには『2,735円(算出式:月額総支給額÷160×1.25)』を支払う

となります。

その差は『695円』。

もちろん『ゼロ』ではありませんが、エンジニアが残業が会社の利益となりにくいような仕組みを作っています。

その秘密は残業代の算出方法にあります。一般的な企業では『基本給』から算出しますが、エージェントグローでは『月額総支給額』から算出しています。

そのため、一般的な他社より高い時間外手当となり、結果的に残業を抑制する方向にバイアスがかかる仕組みになっているのです。

ご参考までに、エージェントグローの時間外手当一覧(月額総支給額ごと)を掲載いたします。

もうひとつのツール

『他社と比較すると残業代の時給が驚くほど高くなっている』ということは、『残業代を貰うために無駄な残業をしてしまったり、それに伴って生産性が落ちてしまう』という問題が生じやすくなります。

あくまでも『残業抑制』が目的ですので、これは望ましくありません。

そこで、エージェントグローはもうひとつのツールを導入しました。それは『みなし残業』です。

エージェントグローでは、『30時間』のみなし残業が月額総支給額に含まれています。そのため30時間までは残業代が発生しません。5)もちろん超過した場合は残業代が発生します

ですから、30時間以下の残業は心理的に損をした気分になり、エンジニアはできる限り定時で帰るようになります。結果的に残業時間を抑制することができるのです。

残業をポジティブに抑制するために

エージェントグローでは、『裁量労働制(みなし残業)の導入』と『時間外手当を高額にする』という2つの施策によって、IT業界にはびこる長時間労働にメスを入れています。

『中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える』というミッションの実現に向け、持続可能な仕組み作りを進めています。

注訳   [ + ]

1, 3. 所定の単価を満額いただける総勤務時間
2, 4. 精算枠の上下限を超過した場合に増減額される金額
5. もちろん超過した場合は残業代が発生します

河井 智也

河井 智也

Javaエンジニアとして2つのITベンチャー企業でキャリアを積む。
2013年2月、貿易商社に入社し、グループ会社の立ち上げに携わる。

2013年6月から同社の代表取締役に就任。
独自に編み出した『スカウト採用』を用いて、3年間で従業員1名から70名に拡大させる。

2016年4月に独立のため退任し、同年5月に株式会社エージェントグローを設立。
創業1年半で100名以上のエンジニアを採用し、会社は急成長。
面接実施人数は1500名以上、応募者の内定承諾率は80%を超えている。

「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」をミッションに掲げ、報酬・賞与の透明化と適正化、エンジニアに案件参画の決定権を与えるなどミッション実現に向けて取り組んでいる。

趣味は読書。ビジネス書を中心に2600冊以上を読破。

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