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来期の給与還元率をアップを目指して

この記事中では『給与還元率』との呼称を用いておりますが、より正確な表現となるよう現在は『還元率』との呼称を用いております。

最新の情報については、”還元率70% 〜『単価評価制度』について〜”をご参照ください。


さらなる高みへ

2017年6月の社員総会において、従業員のみんなに『現状67%である給与還元率を来期から上げる』と伝えました。

ミッション達成に向けて、計画的な還元率アップです。……といっても、従業員のご機嫌取りが目的ではありません。1)もちろん、従業員が喜んでくれるのは嬉しいことですが

『具体的に還元率を何パーセントにするか』というお話については、現状検討中です。近々社員総会で発表できるかと思います。

決定までの道筋

『還元率をアップする』といっても、思いつきで決めたことではありません。

エージェントグローでは毎年1回のペースで『経営合宿』というものを開催しています。エージェントグローの今までを振り返り、これからを決めるための合宿形式の会議です。

その経営会議の場において『還元率をアップする』という決定がなされたのですが……。その決定に至るまでには、念入りな調査と入念な検討がありました。

その調査/検討の際に特に考慮した点を3つご紹介します。

ポイント #1:会社の体力(資金面)は大丈夫か

どんな思いがあろうとも、ない袖は振れません。真っ先に検討したのは『会社の体力』、つまりは『資金面』についてのお話です。

『還元率がアップする』ということは、従業員からすれば給与が高くなるということです。もしそうなれば、きっと従業員は喜んでくれることでしょう。

しかし、何も考えずに給与を上げるわけにはいきません。

  • 今年高い給与を貰えたとしても、翌年に下がってしまったらどうでしょうか?
  • 不況になった途端、会社が倒産してしまったらどうでしょう?

それでは、元も子もないですよね。

単に実現するだけではなく、それを維持しなければ意味がない。高い還元率を維持していくためには、『会社の体力』が必要になってきます。

例えば、エージェントグローでは、待機となったエンジニアに対しても給与を100%保証しています。

平常時なら待機者はあまり発生しないことでしょう。しかし、不況になったらどうなるかわかりません。仮に不景気などで多くの待機者が出てしまったとしても、それに耐えられるだけの備えを十二分に確保しておく必要があります。

何をもって『十二分に確保した』といえるのかはいろいろな考えがありますが、エージェントグローでは下記のような基準を定めました。

  • 自己資本比率:40%
  • 月商2ヶ月分の現金

ポイント #2:高還元率を維持する体制をどう作っていくか

従業員が増えて組織が大きくなっていけば、さまざまな問題が発生してきます。そうなれば、自ずと管理コストも増加してきます。

そのような状況下においても利益を出せる体制を維持していかないと、給与還元率を高めるのは難しくなります。

例えば、下記のような課題について考える必要があります。

  • 管理職の育成
  • 営業力の強化
  • 従業員の協力(トラブルを起こさない、提出物を期限内に提出する)
  • 管理体制の構築

これらをクリアしなければ組織体制の崩壊に繋がりかねず、利益を出すどころの話ではなくなってしまうかもしれません。

高還元率をただ実現するだけではなく『維持していく』ためには、これらの問題をいかに対処するかが鍵となります。

ポイント #3:どのように還元していくべきか

単に『高還元率を実現する』といっても、さまざまな方法があります。

例えば、下記のような方法が考えられます。

  • 給与
  • 食事補助の増額
  • 確定拠出型年金の掛金(会社負担分)増額
  • 社員旅行
  • 教育費の強化
  • その他の福利厚生を充実

これらを含んだ数ある選択肢の中から、

  • 会社のミッション実現に向けてどのような方法がベストなのか
  • 従業員がもっとも喜ぶ方法はなにか
  • 長期的視野から見て最適な方法はどれか

といった観点を踏まえた上で答えを出す必要があります。

未来を見据えて

このような観点を含め検討を重ねた結果、実現しそれを維持していけるとの確証が得られました。

エージェントグローでは、来期より給与還元率をアップさせます。

あくまで私個人としては、早いうちに『還元率70%』に上げたいところなのですが……。そこは会社の事業計画や資金面を見ながら決めていきたいと思います。

来期からの給与還元率が何パーセントになるか。ご期待ください。

注訳   [ + ]

1. もちろん、従業員が喜んでくれるのは嬉しいことですが

河井 智也

河井 智也

Javaエンジニアとして2つのITベンチャー企業でキャリアを積む。
2013年2月、貿易商社に入社し、グループ会社の立ち上げに携わる。

2013年6月から同社の代表取締役に就任。
独自に編み出した『スカウト採用』を用いて、3年間で従業員1名から70名に拡大させる。

2016年4月に独立のため退任し、同年5月に株式会社エージェントグローを設立。
創業1年半で100名以上のエンジニアを採用し、会社は急成長。
面接実施人数は1500名以上、応募者の内定承諾率は80%を超えている。

「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」をミッションに掲げ、報酬・賞与の透明化と適正化、エンジニアに案件参画の決定権を与えるなどミッション実現に向けて取り組んでいる。

趣味は読書。ビジネス書を中心に2600冊以上を読破。

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