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没落する企業に共通する3つの特徴②

2つ目の特徴とは?

経営者として悩みを抱えている方やこれから経営者になろうとしている方に向けて、『没落する企業に共通する特徴とは?』というお話をさせていただいています。

3つほど特徴があるのですが、前回はそのうちのひとつとして『社長が会社を私物化している』という要素をご紹介いたしました。

前回に引き続く今回は、2つ目の特徴である『コスト管理が甘い』という要素についてお話しさせていただきます。

『コスト管理に甘い』とは?

社長であれば、誰しもコストを意識します。

しかし、『意識する』と一口に言っても、そのレベル感は人それぞれ。場合によっては『意識しているつもり』となってしまっているケースも少なくありません。

そうなると、次第にコスト管理が甘くなっていき……。結果的に、『没落する企業』の仲間入りを果たしてしまうわけです。

いくつかの事例を挙げて、見ていきましょう。

シチュエーション #1:固定費をかけすぎる

『固定費』とは、会社の売上高に関係なく発生する費用のことです。どんな会社であっても、多かれ少なかれ発生するものですね。

この『固定費』への姿勢は、『没落する企業の特徴』に深く関係しています。

例えば、『地代家賃』

エージェントグローのようにSESを主業務としている会社において、エンジニアは本社とは異なる場所で業務に従事するのが一般的です。つまり、本社などにそこまでの広さは求められないのです。

もちろん、最低限の広さや綺麗さというのは大切な要素です。しかし、コスト管理が甘い社長は、『ムダに豪華』ともいえるレベルのオフィスを借りてしまうことがよくあります。

エンジニアからしてみれば、たまにしか帰社しないような場所が豪華であっても、あまり恩恵を受ける機会がありませんよね。

ここにコストをかけすぎるのは、費用対効果が低いといえるでしょう。

例えば、『本社人件費』

本社人員は、会社の運営上なくてはならないものです。

たとえば、『請求処理』や『勤怠管理』、『入退社にかかる手続き』など、事務作業を担当する人員は必要不可欠です。

しかし、『売上に直接関係しない』ということは強く意識する必要があります。

従業員数が増えてくるとこれらの業務の負荷が大きくなってきますが、コスト管理に甘い社長は『手が回らないから』と安易に本社メンバーを増やしてしまいがちです。

売上に直接関係しない本社メンバーが増えるということは、会社の利益を圧迫するということです。

手が回らないのであれば、作業効率の改善を計ったり現状のメンバーをフル活用する手段を考えるのが先であるべきです。万策尽くしても手が回らなければ……。その時はじめて本社メンバーを増員する。

それがあるべき姿ではないでしょうか。

シチュエーション #2:資金調達後に出費が急増する(収入と勘違い)

会社にまつわるお金の中で、『資本金』は最重要といえるでしょう。

社長自身のポケットマネーかもしれませんし出資者からの出資金かもしれませんが、『資本金』は会社の活動に重要な影響を与えます。

『資本金』だけでは心許ないのであれば、銀行などから『借入金』を調達しなければなりませんね。

『資本金』にせよ『借入金』にせよ、サラリーマン生活をしていてはお目にかかれない規模のお金を取り扱うことになります。

さて、そのようなお金が会社の口座に入ってきたとき、『没落する企業』の社長はとある勘違いをしがちです。

あたかもそのお金が収入であるかのごとく、出費が急増しているようなら……。それは『没落企業』への第一歩を踏み出してしまっているかもしれません。

『借入金』は“利益”ではなく、いずれ返さなくてはいけないお金です。『資本金』は返さなくてもよいお金ではありますが、“利益”でないという意味では『借入金』と同質です。

“利益”をあげて増えたお金ではないものを、湯水のごとく使っていれば……。あっという間に底をついてしまうことでしょう。

シチュエーション #3:不要不急の出費が目立つ

コスト管理が甘い『没落する企業』の社長は、なんでも経費で落とします。

もちろん『経費で落とすな』と言うつもりはありません。しかし、闇雲に使うようであれば問題です。用途不明だったり、不要不急な経費が多くなっていませんか?

例えば、

  • 用途不明な研究費
  • 不要な物品
  • 不要な飲食代

といったものが代表例ですが……。そのお金、本当に必要な出費ですか?

『没落する企業』の社長は、不要不急なものに出費する習慣がついてしまっているものです。該当するようなら、『没落する企業』への道を歩み始めているといっても過言ではありません。

大切な会社のお金ですから、『使ったのならそれを取り戻す』くらいの気持ちであるべきです。

コスト管理の甘さは、没落への片道切符

コスト管理の甘さは、『没落する企業』になるための重要な要素です。

特に、『見栄っ張り』だったり『大雑把』だったりする社長の場合、この記事でご紹介したようなことをやってしまいがちです。

『お金』の使い方や姿勢は、とても個性が現れるものです。

今一度、胸に手を当てて考えてみてください。

河井 智也

河井 智也

Javaエンジニアとして2つのITベンチャー企業でキャリアを積む。
2013年2月、貿易商社に入社し、グループ会社の立ち上げに携わる。

2013年6月から同社の代表取締役に就任。
独自に編み出した『スカウト採用』を用いて、3年間で従業員1名から70名に拡大させる。

2016年4月に独立のため退任し、同年5月に株式会社エージェントグローを設立。
創業1年半で100名以上のエンジニアを採用し、会社は急成長。
面接実施人数は1500名以上、応募者の内定承諾率は80%を超えている。

「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」をミッションに掲げ、報酬・賞与の透明化と適正化、エンジニアに案件参画の決定権を与えるなどミッション実現に向けて取り組んでいる。

趣味は読書。ビジネス書を中心に2600冊以上を読破。

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