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活躍する人財に共通すること③

将来有望と目される人に必要な要素、その3

将来有望と目される人財の特徴』として、

将来有望と目される人財とは、やる気、夢、目標を持った人材であるが、
活躍するにあたっては、それだけでは不十分でもっと重要な要素がある

という内容のお話しをさせていただいております。

『もっと重要な要素とは?』という疑問に対して、第1回目で『決断力』第2回目で『素直さ』という回答を提示いたしました。

このふたつを持ち合わせていれば、重要なポジションでも活躍できる可能性大ではありますが……。まだ十分ではありません。もうひとつの大切な要素があります。

今回は、その「もうひとつの大切な要素」についてお話しさせていただきます。

それは『自己認知能力』

もうひとつの大切な要素。それはずばり、『自己認知能力』です。

さて、この『自己認知能力』とはなんでしょうか?

読んで字のごとく『自分のことを知る能力』のことですが、ちょっとイメージしにくいかもしれませんね。

例えば、仕事が与えられたとき、

  • その仕事をこなすためにどの程度の頑張りが必要なのか
  • 自分の得意な分野、そして苦手な分野はなにか
  • 他人と比べてどの程度優れているのか、または劣っているのか

こういった要素を客観的に理解できていれば、『自己認知能力が高い』と言えることでしょう。

この『自己認知能力』は、一部の例外を除き一般的には年齢に反比例します。すなわち、若いほど低く、歳をとるほど高くなるという傾向が見られるのです。

今思い返してみると、若い頃の私は自己認知能力が低かったと感じます。

自己認知能力が低いと起こること

さて、自己認知能力の低さはどのような事象を引き起こすのでしょうか?

さまざまなパターンが考えられますが、一般的には仕事でのミスが多くなります。そして、周囲からの信頼を損ないがちになります。

具体的な事例をみてみましょう。

上司『○月○日までに、営業のトークスクリプトを覚えてきてね』
部下『任せてください!やりますよ!』

<時が経ち、○月○日——>

上司『営業のトークスクリプト、覚えてきた?』
部下『はい!』
上司『じゃあ、やってみてくれる?』

<いざやってみると……>

上司『全然覚えてないじゃない!』
部下『……。』

誤解のないように申し添えておきますが、この『部下』はやる気がなかったわけではありません。もちろん、不真面目であったわけでもないのです。

むしろ、真剣に取り組んでいるのにもかかわらず、ミスを犯します。

  • 自分がどれだけ頑張れば営業スクリプトを覚えられるのかがわからない
  • できるだろうと思い込み、あまり練習をしてこない
  • いざ実践の段階になって、初めてできていないことに気付き、ショックを受け、落ち込む

これらすべての原因は、『自己認知能力の低さ』にあるのです。

自己認知能力の低い人に共通する特徴

自己認知能力の低い人には、ある共通の特徴がみられます。それは次のようなものです。

  • 大きな夢を語りはするが、行動がともなってない
  • 強気な発言が多いが、自分に自信を持てていない
  • 自分の得意分野に関しては過剰な自信を持っている

自己認知能力が低いと、ミスを犯しやすくなります。一度だけではなく何度もミスすることもあるでしょう。

もし、『ミスが許されるポジション』であれば、これは致命的な問題とはならないかもしれません。大きな目標があり、決断力と他者からのアドバイスを受け入れる素直さがあれば、活躍できる見込みは十分あります。

何度もミスをしたとしても、そのたびに指摘を受け、それを理解し次に繋げていけばよいのです。そうしていくうちに、自己認知能力も自然と高まっていくことでしょう。

しかし、これはあくまでも『ミスが許されるポジション』のお話。では、『ミスが許されないポジション』であったとしたら……どうでしょうか?その答えは、わざわざお話ししなくてもご理解いただけると思います。

フィードバックを求める心

私からアドバイスをさせて頂きます。

自己認知能力を高めたいのなら、改善点を求める姿勢を持ちましょう。
たとえば、初めて任された業務を遂行した直後。自分の上司にこのように伝えてみてください。

『もっとこうすればよかった、という点をぜひ忘れないうちに指摘してください。
どうすればもっとうまくできたでしょうか?
私が見落としていたことはありませんか?
これをした方がよかった、あるいは、これはしない方がよかった、という点を指摘して下さい。』

大切なのは、フィードバックを自ら求めていく姿勢です。

上司にフィードバックを求めることにより、自分では思ってもいなかった評価を受けることもあります。その結果、上司の認知と自分の認知の差が少なくなります、そして自分をより客観的に評価できるようになるのです。

チャンスを掴み、活躍するために

  • やる気
  • 目標

を持ちましょう。

そして、

  • 決断力
  • 素直さ
  • 自己認知能力

を身につけましょう。

もし、貴方がチャンスを掴みたいと考えているのなら。そして、その掴んだチャンスを活かして活躍したいと考えているのなら、これらはきっと貴方を助けてくれることでしょう。

河井 智也

河井 智也

Javaエンジニアとして2つのITベンチャー企業でキャリアを積む。
2013年2月、貿易商社に入社し、グループ会社の立ち上げに携わる。

2013年6月から同社の代表取締役に就任。
独自に編み出した『スカウト採用』を用いて、3年間で従業員1名から70名に拡大させる。

2016年4月に独立のため退任し、同年5月に株式会社エージェントグローを設立。
創業1年半で100名以上のエンジニアを採用し、会社は急成長。
面接実施人数は1500名以上、応募者の内定承諾率は80%を超えている。

「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」をミッションに掲げ、報酬・賞与の透明化と適正化、エンジニアに案件参画の決定権を与えるなどミッション実現に向けて取り組んでいる。

趣味は読書。ビジネス書を中心に2600冊以上を読破。

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