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結果が伴わないときの対処手順①

どうしても結果が伴わないとき

経営者の業務を端的に言えば、

  1. 目標設定する
  2. 戦略を構築する
  3. 社員を率いて実行に移す

という一連のサイクルを実行することです。

最初の目標設定の部分。例えばこの業界の例を挙げると、

  • 翌年3月までに従業員100名
  • 翌年6月までに「●●システム」をリリース
  • 3年後に上場

といったものになります。

このように立てた目標に向かい、どのように戦略を構築し、社員を率いていくのか。それが経営者としての業務なのです。

しかし、どんなに緻密に計画を立てたとしても、その通り進むとは限りません。時には、期日が迫ってきているのに到底目標には届きそうにもない……ということもあるでしょう。

そんな時、あなたはどのような行動にでますか?

問われる真価

ありがちな行動としては

  • 設定した目標が無かったかのように振る舞う
  • 他の小さな目標達成を強調する

といったものがありますが……もちろん両者ともNGです。そんなことをしていたら、社員が離れていってしまいます。

いかにして巻き返しを図るか。ここが経営者としての腕の見せ所です。追い込まれたときこそ、まさに真価が問われるのです。

では、どうすればよいのか。なかなか難しい問題ですよね。

私のこれまでの経験から生み出した、結果が伴わないときの対処手順をお教えしましょう。

その対処手順は、『まずはじめに自責で考える』というものです。

誰かのせいにするのではなく、自分の責任だと考える。非常にシンプルですが、とても効果的な対処法なのです。

他責で考えるということ

私が前職で雇われ社長をしていた頃の話です。

思い通りの結果が出ないと、こんな言葉を口にする経営者がたくさんいました。

例えば、『人を採用できない』という課題に対して、

  • 求人媒体の営業担当者がダメだ
  • 求人原稿が悪い
  • 競合他社が求職者を奪っている
  • 求職者が自社の良さを理解してくれない
  • 求職者が少ない時期だから仕方ない
  • 採用予算がない
  • 採用担当者がしっかりとスカウトメールを打たない

といった言葉です。

他にも、『事業計画より業績が悪くなってしまった』という課題に対して、

  • お金を自由に使わせてくれない
  • 理不尽な無理難題を押し付けてられている
  • 人手が足りない
  • 時間がない
  • 社員がよく働かない

言っていることのなかには、1つぐらい的を射ているものもあるでしょう。

しかし、こういう言葉は『他人の責任』にしてしまう考え方、すなわち『他責』です。

このような言葉を100回言ったところで、目標に近づくわけではありません。ましてや、業績の改善には一向に結びつきません。うまくいかなかった理由を他に求めている限り、良い方向に向かうことは無いのです。

器が小さい社長は、他人のせいにして言い訳ばかりになります。会社は経営者の器以上に大きくなることはないのです。

自責で考えるということ

経営者として必要なのは『自責』の考え方です。

『自責』とは、何か問題があったときに、 「誰かのせいにするのではなく、自分には何ができるか」を考えることです。

たとえば、『エンジニアの採用がうまくいかない』という課題に対しては、

  • 自分が自社の強みを求人媒体の営業担当者に伝えきれていない
  • 自分が作成したスカウトメールの文面が悪いかもしれない
  • 自分の面接スキルが不足しているかもしれない

という考え方をする。これが、『自責』の考え方です。

『事業計画より業績が悪くなってしまった』という課題に対しては、

  • 自分が営業プロセスの問題に気付いていないかもしれない
  • 自分が不要な経費を使い過ぎている

という考え方をするのです。

まずはここから

『自責』で考えていれば、自分に何が出来て、何をやるべきなのかが分かってきます。

『自責』で考えられる経営者は結果を出せるようになります。社長個人の限界を、会社の失速につなげてはなりません。

目標を達成できなかった原因を、『自責』で考えてみてください。

この次の手順については……また次回お伝えします。

河井 智也

河井 智也

Javaエンジニアとして2つのITベンチャー企業でキャリアを積む。
2013年2月、貿易商社に入社し、グループ会社の立ち上げに携わる。

2013年6月から同社の代表取締役に就任。
独自に編み出した『スカウト採用』を用いて、3年間で従業員1名から70名に拡大させる。

2016年4月に独立のため退任し、同年5月に株式会社エージェントグローを設立。
創業1年半で100名以上のエンジニアを採用し、会社は急成長。
面接実施人数は1500名以上、応募者の内定承諾率は80%を超えている。

「中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える」をミッションに掲げ、報酬・賞与の透明化と適正化、エンジニアに案件参画の決定権を与えるなどミッション実現に向けて取り組んでいる。

趣味は読書。ビジネス書を中心に2600冊以上を読破。

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